トミーカイラＺＺ、ラジエターサブタンクの製作です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

昨日のブログで
ラジエターサブタンクについて書きましたが
実際にタンクを製作していきます。

設置場所をおおよそ決定したら
周辺を確認、
タンク容量を考えて
使用できそうなタンクを選定していきます。

タンク選定時に気を付けているのは
出来るだけ年式の新しい車種を選ぶ事。

２０年以上経過の車を選んでしまうと
数年先にタンク破損があった時に
そのタンクが
生産終了になっている可能性があります。

まぁ、また製作すればいいだけですし
そんなにダメになる部品でもないんで
どうでもいいですが
せっかく製作して
注文するならって話です。

あとはブラケット製作が
しやすそうなタンクの選定も考慮します。

大きそうに見えないタンクで
元のこの金属製タンクと
そんなに容量違う？って見えますが
まったく違います。

実際に水を入れてみましたが
結構違ってきます。
なによりもパッと見でタンク内の
状態が分かります。

もちろん金属製タンクのが
カッチョイイじゃんってのはあると思います。
もちろんそれは正解だと思います。

そのタンクに
なにを求めるのかで
違ってくる部分ですね。

トミーカイラＺＺは
今ではそれなりに希少な存在。

こういったワンオフ品を製作する場合には
車両側の加工を一切しない事を考慮して
製作していきます。

エキマニの遮熱板は
一度外して
ボロボロになっていた
ヒートシールドを剥がして、

リフレクティブフィルムを
貼り直しておきます。

車両側に一切の加工をせずに
ボルトオン装着出来るように
ベースプレートと
サブタンク固定用のブラケットを製作。

製作していて思ったんですが
ベースプレートとか製作するよりも
車両側がアルミ板で製作されてるんで
そっちを製作しちゃった方が
見た目としても良かったんじゃね？って話ですが
もう製作しちゃったんで
そのまま行きましょう。

あとはサブタンクを設置、
ホースで接続したら完了になります。

ボルト穴も
純正の穴をそのまま使用しているので
一切の加工無しです。

あとはリアグリルを
ＫＥＤさんのグリルに変更していきます。

トミーカイラＺＺは
エンジン周りのメンテナンス時に
リアのメッシュグリル脱着が必要ですが
どうしても手間になります。

基本メンテナンスをするだけで
ひとつのパーツ脱着が手間ってのは
どうしてもメンテナンス性の悪さにつながるので
その対策として
ＫＥＤさんのリアグリルへ交換です。

もちろん純正のメッシュは
ちゃんと残しておくようにします。