Ｍ様ＲＸ－８、トランク側の雨漏り対策を進めていきます。｜車検・点検・修理のグーネットピット

車内側の雨漏り対策が
とりあえず完了した
Ｍ様のＲＸ－８ですが
お次はトランク側の対策です。

ＲＸ－８でトランク雨漏りって人も
結構多いと思います。

ほとんどの場合、
テールランプの対策してると思いますが
まず間違いなく
テールランプの対策をしただけでは
すべてじゃないです。

リアバンパーや
テールランプなどを外して、

原因の特定を進めていきます。

やるならこのタイミングで
やりきる事を目標として
仕上げていくようにします。

車内側を良く確認して
どこから水が入ってきた形跡があるのか、
実際にトランクにひとり入って
外から水をかける事で
水の侵入経路を確定させていきます。

雨漏り対策の基本は
あくまでも侵入経路をしっかりと潰す事。

水が溜まった部分に
穴をあけて水を抜けばＯＫってのは
論外だと考えるべきます。

なぜ論外なのかっていうと
侵入経路に水が存在する事になり
その部分から錆びが発生しやすくなるからです。

水が溜まらなければＯＫって事であれば
穴あけでいいと思います。

いつもブログに書いていますが
「走る」と
「調子良く走る」ってのは
別次元の話になります。

この小さなクリップからも
水が浸入した形跡がありますね。

車内とつながってる穴の部分には、

必ずこういったパッキンが存在しています。
でもこの程度のスポンジみたいな
薄いパッキンは
１０年とか１５年経過して
バンパーやテールランプの脱着時に
スポンジが破れちゃう事が多いんですね。

バンパーのリテーナーにも
こういったパッキンが使用されています。

前オーナーさんが
ご自身で
テールランプ部分の対策をしたみたいですね。

液体パッキンは
基本的には使用しないです。

ちゃんとパッキンの
当たり面を出してあげれば
純正のパッキンで
まず間違いなく雨漏りは止まります。

いろんなパターンのクリップや
パッキンが使用されているので
純正部品を揃えるだけでも
かなり大変です。

テールランプ部分で重要なのは
古いガスケットの除去と
パッキンの当たり面確保になります。

こういったコーキングのチェックも重要です。
この部分は特に
雨漏りにはつながっていなかったですが
このタイミングで対策しておきます。

すべての対策が完了したら
テールパッキンを交換して
コーキングが乾いたら
雨漏りチェックへ入っていきます。