ＳパパさんＥ５１エルグランド、ベルト交換にプラグチェック。｜車検・点検・修理のグーネットピット

ライトチューンのですが
初の入庫になるので
どうもいろいろやっておきたい事があり
時間がかかってる
Ｓパパさんのエルグランドです。

プラグもチェックしておきますが
全数取り外しは
あまりに大変な車なので
１本外して
状態チェックしておきます。

１０万ｋｍ超えてるので
さすがに消耗してきていますね。

即ダメって訳じゃないけど
そろそろ交換したいですねって感じです。

ただエルグランドは
交換がかなり大変なので工賃が高くなる、
すでに２０年経過、
距離１０万ｋｍオーバーになるので
今後のトラブルを考えると
イグニッションコイルの
同時交換がおすすめかなと。

おそらくですが
コイルカプラーのツメも
何本かは折れると思いますね。

オーナーさんに一度ご相談をして
そのまま組み付け、
プラグだけ交換、
プラグ＆コイル交換、
ってのを選択してもらいます。

今回はそのままって事になったので
お次の作業へ。

ベルトのヒビ割れがあったので
ベルト２本は交換ですね。

ベルト外したら
必ずプーリーを手で回して
ベアリングの状態チェック。

プーリーの溝に
なにか噛んでいないかもチェック。
特に問題ない事を確認したら組み付けへ。

新品ベルトなので
少し張りを強くして
初期伸び時の事を考慮して
組み付けします。

組んだらエアコンやパワステを作動させて
再度張り調整しておきます。

これでＯＫって思ってましたが
翌日エンジンを始動させたら
ベルト鳴きが・・・。

張りは問題ないですが
ベルトを少し緩めたら
鳴きが収まる。。。

でもその張り強さだと
岐阜納車になるので
後日、初期伸びで鳴きが出るかも。

一度ベルトを外して
再度各プーリーや
プーリーの溝に
なにか噛んでいないかを
もういっちょ良くチェック。

エアコン側のベルトが鳴いていたので
プーリーを外してチェック。
ベアリングのガタは無いですが
グリスが漏れ出している感じが。

どうしても張り強さと
鳴きの関係が気になるので
プーリー交換します。

カラーなど再使用する部品は
すべて洗浄して綺麗にしておきます。

これで組み付けして
様子を見てみますが
張り強さをしっかりとさせても
鳴きは出ないですね。

ベルト周りの作業は
これでＯＫです。

モヤモヤを感じたまま納車は
出来るだけ避けたいですからね、
安心して納車できるようになりました。

あとはブレーキ周りと
最終の走行チェックです。

ひとつひとつの作業で
なにか引っかかりながら
進んでいく困ったちゃんですね。