Ａ様アルトターボＲＳブレーキフルードの交換とフロントショックのアッパーマウント周り交換。｜車検・点検・修理のグーネットピット

ブレーキ周りの交換をした
Ａ様のアルトターボＲＳですが
そのままブレーキフルードの交換に
入っていきます。

タンク内のフルードが綺麗だったのと
リアのフルードを抜いた時も
綺麗なフルードが出てきたので
これまでちゃんと
フルード交換されてるようです。

ただフロントキャリパーから
フルード抜いたら
真っ黒なフルードが出てきました。
かなり真っ黒けですね。

リアはちゃんと綺麗なフルードだったのに
フロントだけなのは
パッド交換した時に
ピストンを押し戻してるからですね。

ピストンを押し戻してるので
キャリパーの底に溜まった汚れが
浮き出てきた感じです。

パッド交換から
そのままフルード交換してるので
こういった汚れが出てきます。

とにかく綺麗なフルードが
出てくるようになるまで
入れ替えを繰り返すようにします。

これくらいでは
当然まだまだダメですね。

綺麗なフルードが出てくるようになって
タンクのフルードレベル調整をしたら
完了となります。

そのままフロントショックの
取り外しに入っていきます。

ＨＡ３６Ｓの前期で
一度もアッパーマウント交換していない車両は
まず間違いなく
アッパーマウントにガタがあります。

マウントにガタがあるというよりも
アッパーのゴムがやせて
クリアランスが出来てしまっています。

ダストブーツも
破れてきているので
交換するようにしておきます。

ちなみにアッパー・ダストブーツともに
対策品になっています。
ダストブーツに至っては
形状そのものが変更になっています・・・。

アッパーは
この三角部分と
ボディちゃんと当たっていればいいんですが
クリアランスが出来ちゃってるので
ハブガタチェック時に
ガタガタになってる車がほとんどです。

ダストブーツが
形状変更になっていたり
同時交換品になっていたりするので
左右でこれだけの部品が必要になります。

分解して
組み直しておきます。

問題のブッシュや
ブーツ類です。

足回りの大切な部分なので
出来ればリコールにしてもらいたいですが
リコールが出ていない以上は
仕方ないですね。

スタビリンクは
ブーツ破れはありませんが
ブーツからグリスがちょこっとだけ
むにゅってしていたので、

左右共に新品スタビリンクに交換しておきます。

あとはすべて組み付けして
完了となります。

まだここから
ドラレコの取り付けと
ブースト計の取り付け、
マフラー交換などがあるので
それらを順に進めていきます。