Ｔ様Ｚ３３バンパー交換後の取り付けステー製作。｜車検・点検・修理のグーネットピット

事故修理を進めていっている
T様のＺ３３ですが
フロントバンパーを
Ｃ－ＷＥＳＴ製を手に入れたとの事で
持ってきてもらっていました。

どうやらアップガレージさんに
置いてあったみたいですが
ステーなどは一切なかったようなので
板金屋さんへは
塗装と簡易取り付けだけを
依頼してありました。

かなりのロングノーズなので
コアサポート側と
フェンダー側だけの固定では
当たり前のように
ぐらぐらです。

フラットバー程度では
とてもじゃないですが
しっかりと固定出来なそうだったので
２ｍｍのアルミ板を使って
ステーを製作していきます。

センターにバーリング加工してあるのは
見た目の為じゃなく
捻じれ剛性を上げる為です。

バンパーとの固定側は
バーリングタップ加工する事で
取付時に裏側から
ナットを抑えておかなくても
いいようにする為です。

しっかりと固定したいので
タッピングビスは使用せず
ボルトでの固定にします。

反対側にも反対側にも
もう１枚製作しておきます。

バンパーのセンター部分が
どうしてもプラプラと震えてしまうので
こちらにも１枚ステーを製作します。

ここはバンパーの取り付け強度を出す為じゃなく
振動を抑えたいだけなので
もう少し薄いアルミ板を使用します。

どうしても見える部分に
ビスが来ちゃいますが、

ロングノーズの一番奥なので
言われなければ
気付かないような位置だと思います。

アンダーカバーを装着するので
カバー側を加工して取り付けします。

アンダーカバーを取り外す度に
ステー取り外しでは
あまりにも面倒なので
アンダーカバーだけを
外せるようにしておきます。

ロアアームバーと
アンダーカバーが干渉してしまうので
カラーを製作して
干渉しないように逃がしておきます。

社外バンパーの場合には
ほとんどの場合、
ナンバーステーが無しになるので
製作が必要になります。

ナンバーステーは
結構な確率で手抜きされてるのを
見かけるような気がします。

バンパーの見える部分に
ナッターを打ち込まれているのを見ると
切ない気がします。

バンパーにナッターを打ち込んで
ナンバーをそのまま取り付けって
ちょっとカッコ悪いような気が。

そんな訳で
ナンバー位置は
バンパーを受け取った時に
オーナーさんと相談して決めてあったので
あとはアルミ板で
ステーを製作しておきます。

今回は位置的にも
それほどこだわった形状のステーにする
必要が無かったので
アルミ板を曲げて
必要ない部分を
カットした程度のステーです。

あとはオーナーさんが
丸投げして置いていった
ＩＲＰのショートストロークシフトを
取り付けしたら
走行チェックに入っていきます。