Ｆ様ＧＤＡインプレッサ、リアフェンダーのツメ折りをご依頼頂きました。｜車検・点検・修理のグーネットピット

少し前にヘッドカバーの交換や
シフトぐらぐらの修理をご依頼頂いた
ＧＤＡインプレッサのＦ様ですが
タイヤとリアフェンダーが干渉するとの事で
ツメ折りのご依頼です。

通常走行時には問題ないけど
サーキット走行での
コーナー時に干渉してしまうようです。

干渉した後に
サスペンションが伸びる時に
フェンダーのツメを
引っかけちゃったみたいです。
ツメがめくれちゃってますね。

ツメ折りをする時には
必ずオーナーさんと
今後の目指す仕様などを
しっかりとお聞きしていきます。

キャンバーをもっと寝かせていくのか、
キャンバーを起こしていくのか、
タイヤ幅を広げる予定や
どういった使い方をしていくのか、
いろいろお聞きした上で
どうやって加工していくかを
決めていきます。

街乗りがメインで
少しでもタイヤの内減りを
少なくしたいのであれば
キャンバーは起こしていく事になります。

その場合、
現状にあわせて
ツメ折りをすると
キャンバーを起こした時に
また干渉する事になります。

じゃぁ、最初から
曲げきっちゃえばいいじゃんって
意見もありますが
基本的にはツメの加工は
必要最低限にします。

塗装割れの事もありますし、
パッチパチに曲げる場合には
多少なりとも
フェンダーの膨らみは出ます。

曲げきる場合には
フェンダー塗装の必要が
出る場合も多いですし、
その場合にはホイール側に合わせて
ボディ加工を
同時にやった方がいいからです。

今回はガチ当たりというよりも
ギリギリで
ヒットしてるって感じだったので、

着地した状態で
ストローク状態を作り出して
どれくらい干渉するのか、
どれくらい曲げが必要になるのかを
ピックアップ。

そこからツメ折りをしていきます。

ホイールサイズ的にも
キャンバーを起こす事は無い、
現状からフェンダーのツメを
逃がしたいという事だったので
必要最低限＋αくらいの
逃げが出来るように
加工しておきます。

左側は一部オーナーさん自身で
フェンダー塗装してあったり、

左右パテが入っていそうだったので
割れが心配でしたが
無事にパテ割れ、
塗装割れ共に無く曲げ完了です。

ツメ折りが完了したら
実際に走行するのと
もう一度ストローク状態を作り出して
干渉が無い事を確認しておきます。

とにかく叩きまくったり
ツメ折り機で
曲げまくった場合、
完成後のフェンダーが
ボコボコになってる車をみます。

特にそういった事もなく
ツメ折り完了です。

パッチパチなところまでは
曲げていないですが
少し余裕を持って曲げてあるので
これであれば
サーキットでも干渉する事は
まず無いかと思います。

Ｆ様、今回も作業のご依頼
ありがとうございました。

またなにかありましたら
お気軽にお問い合わせ下さい。