Ｍ様ＲＸ－８、ブレーキマスターシリンダーの交換と電動パワステハーネスの交換をして納車完了です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

納車整備を進めていた
Ｍ様のＲＸ－８ですが
最終の走行チェックへ入っていました。

納車整備の場合は
数日に渡り走行チェックをしていき
走行チェック完了後は
必ず漏れチェックなどをしていきます。

その際に気付いたんですが
ブレーキマスターシリンダーから
フルード漏れが発生していました・・・。

神奈川から自走して買取、
ブレーキパッドやローター、
ブレーキフルード交換なども
すべて済んだのに
このタイミングで漏れてくれちゃいます？？？

ブレーキマスターをチェックした時に
ほんのわずかですが
フルードが減っている感じがありました。

ブレーキフルード交換した時に
必ずフルードレベル合わせを
きっちりライン合わせしているからこそ
気付ける部分です。

いつも書いている
ＬＬＣサブタンクのレベル合わせの
重要性につながる部分ですね。

確認したところ
ブレーキマスターは
カップキットは出ていないらしく
ＡＳＳＹ供給だけみたいです。

外したブレーキマスターは、

漏れた形跡がありますね。
走行チェックに入ってから
漏れるなよって思いますが
納車後じゃなくて良かったです。

そんでもって走行チェックの
重要性って部分でもありますね。

ブレーキマスターを外したところ
マスターバック側の塗装が
フルードで溶けてしまっていたので
一度脱脂してから
塗装し直してあります。

あとはブレーキフルード交換を
１台分やり直して
タンク共通なので
クラッチフルード側も
一度フルード交換し直しておきます。

ここまで来ると
ちょいと心配になっちゃうので
いっその事、電動パワステのハーネスも
新品交換しておきます。

ＲＸ－８のパワステトラブルで
非常に発生率の高い部分ですね。
パワステに接続されるハーネスＡＳＳＹだけでなく
車両側のショートハーネスも交換しておきます。

ブレーキマスターで
ちょいと不吉な感じがしちゃったんで
心配性な部分があり
多少でもトラブル発生率が減ればって感じです。

ここからもういっちょ走行チェック、
ブレーキフルード漏れが無い事を確認したら
最終の全開域チェックに入っていきます。

すべて問題がない事を確認したら
下廻りやエンジンルームの最終チェックをして
納車となります。

ＲＸ－８もそれなりの台数を販売してきていますが
この車両は
スタイルやマフラー音とか
全体的にかなり好きな１台です。

また戻ってきてくれて
さらに常連さんの元へ旅立って良かったです。

Ｍ様、今回もＲＸ－８のご購入ありがとうございました。
久しぶりのロータリーなので
エンジンオイルの管理など
ちゃんと気を付けて乗って下さいね。