Ｋ様ポルテ、ブレーキ周りの点検や始動性不良の点検など。｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検でお預かり中の
Ｋ様ポルテですが
ブレーキ周りも確認していきます。

パッドは一度外して
表面を綺麗にしておきます。
スリット部分には
どうしてもダストが蓄積されてくるので
残量があればＯＫって話じゃないです。

ピストンも、

一度しっかりと押し戻して
スムーズに動くかどうかも
チェックしておきます。

片持ちキャリパーで
スライドピンは非常に重要な部分です。
外してのチェックと
グリスアップをし直しておきます。

ハブはどうしても錆びが出てくるので、

定期的に綺麗にしておけば
固着するような事も少ないですね。

ドラムブレーキのダスト量について
ちょくちょくブログアップしていますが
定期的にちゃんとエアブローしていれば
そこまで蓄積しないです。

６０分車検とかだと
ほとんどスルーされちゃってるのが
現実ですね。
スルーされてる、
もしくはシューの残量だけを見て
フタされちゃうから
どんどんダストが
蓄積されるパターンですね。

ハブ側も綺麗にしておきます。

プラグも目視上は特に問題ないですが
距離が１０万ｋｍオーバーなので
そろそろ一度交換してもいいかもです。

ただ奥さんがポルテだと
ちょいと狭いかなっって事で
次の車検はどうしようか迷ってるみたいです。

現状がダメダメなプラグって訳じゃないので
今回はスルーしておきます。

ココからドラレコの取付と
走行チェックに入っていきますが
一度だけですが
エンジンの始動性が
悪い事がありました。

電スロの車両なので
サクションを外して、

スロットルのカーボン除去と、

電スロの学習値リセット、
イグニッションアナライザーでの
コイル電圧や
燃焼時間などをチェックしておきます。

１番の燃焼時間がわずかですが
短いのと
４番が一瞬だけ失火の症状が出ました。

症状といっても
エンジンのアイドリングに
影響が出るほどではなく
数値上ですね。

距離的にコイルが
ちょいとお疲れ気味な感じもあるので
２年後の車検を取得する事になる場合には
コイルとプラグを
その辺りのタイミングで交換してあげても
良さそうですね。

故障コードが残っていないかも
確認しておきます。

あとは前後ドラレコを取り付けして
完了になるので
そちらの作業を進めていきます。