Ｓ様ＧＶＢインプレッサ、最終の走行チェック・全開域のチェックをして温度切替モーター交換が追加です｜車検・点検・修理のグーネットピット

納車整備も一通り完了した
Ｓ様のＧＶＢインプレッサですが
最終の走行チェックと
全開域のチェックに入っていきます。

まずは通常走行域で
問題がない事を確認したりします。

納車整備の中で
減衰力も必ず確認しており
こんなもんかなって調整した
減衰力で乗り味に
問題がないかもチェックします。

ちなみに今回は
１６段調整の中で
前後１０段に設定してあります。

オーナーさん、
覚えておいてね。

乗り心地を重視であれば
２段くらい柔らかく、
もうちょいスポーツ志向の乗り味であれば
３段くらい硬くしてもいいかもです。
このあたりは好みですね。

ただ１６段の
一番柔らかいところまで回すと
逆に乗り味が
悪くなりすぎる感じがあります。

調整する意味としては
中古車の場合、
左右で減衰が違ったり
１６段調整でも
２０段目くらいに
なってしまっている事もあるからです。
確認の為ですね。

ＳモードやＳ＃モードなど
各モードでの走行チェック、
それぞれのモードでの
全開域もチェックしておきます。

これらすべて問題がない事を確認したら
最終エンジンルームや
下廻りで漏れが無い事を確認して
アンダーカバーや
タワーバーなどの部品を組んでおきます。

ただ走行中に気になった内容として
エアコンの効きが悪い事がありました。
効く時もあれば
効かない時もあるって感じです。

コンプレッサーや
エアコンガス圧などは問題ないので
なにかなぁって思っていたら
どうやら温度切替モーターが
ご機嫌ナナメになる事があるようです。

モーターの動きを見ながら
温度を切替えしても
モーターが冷え側に
動ききらない事がありました。

納車前に気付けて良かったです。
早速、新品部品を注文して
交換しておきます。

当たり前ですが
交換後はきっちりと
温度切り替わってくれるようになりました。

あとは完全に冷えた状態で
クーラントのレベル調整です。
クーラント交換時に
レベルＭＡＸよりも多めに入れておきましたが
当たり前に冷えた状態だと
レベル下がりますね。

いつもクーラント交換は
日帰りではやらない事と
レベル調整は大切って書いてますが
これが理由ですね。

すべての作業が完了となるので
あとは車高を上げて
陸送屋さんへ引き渡して
登録納車のみとなります。