Ｋ様ＤＪ５ＦＳデミオ、Ｄｅｆｉのブースト計取り付けのご依頼です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回、初めてのお付き合いとなる
Ｋ様ですが
お乗りのＤＪ５ＦＳデミオに
ブースト計を取付して欲しいとの事でした。

以前はディーゼルのデミオ用、
しかもＯＢＤから
取得出来るタイプが販売されていましたが
現在はもう廃盤になってしまっています。

オーナーさんといろいろ相談をして
最終的にＤｅｆｉのレーサーゲージを
取付する事になりました。

純正圧力センサーを外して
アダプターを装着、
ここからセンサー接続します。

純正でハーネスを保護する
カバーが装着されていますが
アダプター装着時は
取付不可になります。

でも保護カバーなので
取付出来るのであれば
当然取付したいです。
干渉部分をカットして、

カットした部分は
いかにもカットした感じではなく
綺麗に仕上げておきます。

こうする事で、

センサーハーネスの保護として
使用できるようになります。

センサーそのものは
いかにも見える部分には
装着したくないのと
極力、水のかからない場所と
ホースが
あまり長くなりすぎない場所を選びます。

バッテリーを外して
ボックス部分に装着しますが
カウンターシンクを使って
皿ネジが使えるように加工。

こうする事で
バッテリー側に
ボルトの頭が干渉する事のないように
自然な感じに取付します。

左フェンダーライナーを外して
フェンダー内を通しますが
ここには純正ハーネスが
まったく通っていないです。

ライナーで押し込んじゃう人もいますが
いざという時に
余計なトラブルにつながります。

純正でも使われている
クリップ付きのタイラップを使い、

余っている穴を使って
純正ハーネスと同様な方法で
固定しておきます。

あとは車内にハーネスを引き込んだら
電源取得していきます。

車両購入時にお店さんで
ＥＴＣ付けてもらったんでしょうか？？？
エレクトロタップで分岐をして、

その先の配線は
ギボシで接続されています。。。

ギボシか、
エレクトロタップ、
どちらかにして欲しいですね。

後付けの配線から
電源取得が一番楽ですが
余計なトラブルに
巻き込まれたくないので
ハンダ接続で
純正配線から電源取得します。

メーター取付の場合、
必ずこだわっているのが
ＡＣＣ電源に接続しない事です。

気付かない人も多いですが
純正メーターは
ＩＧ電源でメーターが動きます。

それに合わせて
追加メーターも動かしたいです。

ＡＣＣ電源から取得すると
一瞬ですが
純正メーターの作動と
タイミングがズレてしまいます。
そんな訳で
ＩＧ電源からの取得としています。

メーター配線は
純正ナビ裏のパネルを加工して
配線が見える部分は
必要最低限にします。

稀にですが
配線見えてもいいから
工賃安くしてくれって言われますが
こういったご依頼は
すべてお断りしています。

せっかく取付するなら
少しでも純正に近い
仕上がりを目指します。

ディーゼルなので
負圧領域には入らないですね。

すべての取付が完了したら
ブースト圧がちゃんと表示されるか
走行チェック時に確認しておきます。

Ｋ様、この度は
ブースト計の取付をご依頼頂き
ありがとうございました。

またなにかありましたら
お気軽にご連絡下さい。