Ｋ様よりハイエースの車検をご依頼頂きました。｜車検・点検・修理のグーネットピット

これまでディーラーさんで
車検や各点検、
オイル交換などをしていたＫ様ですが
車検のご依頼を頂きました。

会社の関係でディーラーさんへ依頼でしたが
去年から独立して仕事を始めた事で
ディーラーさんとの付き合いも
不要になったようで
ご依頼頂きました。

丈夫なハイエースですが
１４万ｋｍオーバーなので
まずは各部の点検からスタートです。

１年車検の車になるので
どういった内容で車検を受けてきたのか
良く分かります。

チェックし始めて
すぐに気付いたのが
クーラントのタンクです。
クーラントが入っていないです・・・。

下の方に見えるのは
そこまで入っている訳ではなく
タンク内は空っぽになります。

今回クーラントを交換していきますが
まずは減っている原因追及と
点検時にエンジンをかけたりするので
少しでもダメージ回避の為に
水を入れておきます。
ちなみに２．５リッターくらい入りました。。。

水やオイル関係のトラブルは
エンジンダメージに
直結するので危険ですね。
１年車検で良かったです。

下廻りチェックの為に
アンダーカバーを外します。

ガッツリとクーラント漏れてますね。

もう１枚のアンダーカバーは、

オイル漏れの形跡があります。
いつもブログに書いていますが
出来るだけ洗浄出来るタイミングで
綺麗にしておかないと
いつくらいのタイミングで漏れたのか、
どれくらいの期間で
どれくらいの漏れ量なのか
分からなくなります。

下からチェックすると
タービンよりも上から
漏れが発生しているようです。

クーラントが漏れて固まった
塊がガッツリと存在しています。

オイル漏れは
ステアリングラックからなのか、

タービン後のパイピングからなのか
判断が出来ないです。

こちらはパイプを外して
パイプ内をしっかりと洗浄、
ステアリングラックも
一度綺麗にしておきます。

しっかりと綺麗にした状態で納車をして
３，０００ｋｍくらい走行したら
一度持って来てもらい
どこからの漏れなのか判断するようにします。

常に綺麗にしておく事の
大切さがこのあたりで出てきます。

クーラント漏れは
どうやらサーモスタットあたりからです。
ただあまりに漏れが酷いので
外す前にまずは一度綺麗にしてからにします。

こういった漏れた形跡は
修理時にキッチリと綺麗にしておかないと
あとから見た時に
あの時の漏れ？
新しく漏れてきたは？？？
ってのがちゃんと判断できなくなっちゃいます。

とりあえずやるべき事は
ある程度は把握出来たので
まずは部品の注文と
部品が来るまでに
出来る事をやっていきます。