Ｋ様ＺＶＷ５１プリウス、室内灯関係の交換やスロットルのカーボン除去。｜車検・点検・修理のグーネットピット

納車整備中のＴ様プリウスですが
室内灯の点検も必ずしていますが
ドア開閉時のライト点灯が
数回怪しい事がありました。

どうやら室内灯モードにした時に
接触不良が起こる事があるみたいです。

一度分解して
接触部分を手直ししたら
ちゃんと点灯するようになってくれましたが
一度出た症状が
将来的にまた発生しても嫌なので
新品に交換しておきます。

ＯＮやＯＦＦは大丈夫ですが
ドア開閉モード時に
怪しいです。

こうなってしまった場合でも
分解して接点部分を
ちゃんと復活させてあげれば
ほぼ元通りになりますので
個人さんで予算を抑えたい方は
この方法でもいい思います。

今回は納車整備の中なので
目的は出来る限り
メンテナンスフリーで乗ってもらう事。

修理対応して
将来的に同じ症状が出ても嫌なので
新品交換です。

基盤部分と
パネル部分の半分が
セット供給って感じです。

組み換えして、

完了です。
５０系プリウスは
フロント側の室内灯が誤作動を起こすと
リア側の室内灯も同じようになるので
注意しましょう。

バイザーの室内灯も同様ですね。

このタイプのバイザーを使用している方で
接触不良を起こした人もいるはずです。
レクサスあたりでも
バイザーのミラー部分を開けても
室内灯が点灯しない方はいるはずです。
バイザー内部の接点不良ですね。

バイザーを分解した事もありますが
時間の無駄だと思います。

こちらも点灯する時と
しない時があるので
さっさと新品へ交換しちゃいます。

ちゃんと点灯してくれるようになりました。

お次はエンジン周りです。
こちらも出来るだけ
メンテフリーを目指します。

プリウスはエアクリも
それほど汚れないですが、

このタイミングで
新品へ交換しておきます。

エアクリボックスの外気導入側は
多少汚れているので、

綺麗に洗っておきます。

そのままサクションも外して
スロットルの確認です。
さすがにカーボンで汚れていますね。

ＷＡＫＯ’Ｓのスロットルコートを使って
綺麗にしておきます。

バッテリー交換の時に
アイドリング不調になるからと
電源供給しながら
バッテリー交換ってのが
最近はほとんどですが
不調になるには
不調になる原因があるはずです。

もちろんスロットルが
すべての原因ではなく
いろいろな要因はあります。

ただひとつの要因として
スロットルにカーボンが蓄積、
空気の通り道が狭くなるから
アイドリング回転が下がる、
アイドリング回転が下がるから
ＥＣＵが上げようと学習して
スロットルの開度を上げる、
学習されたデータが
バッテリーを外した事で消去される、
消去されるからスロットルは閉じようとする、
でもカーボンは蓄積していて
空気の通り道は狭くなってるから
アイドリングは下がってしまい
調子が悪くなる。

こんな流れが出来上がります。
お店さんはトラブルは嫌だから
電源供給したまま
バッテリー交換するって訳ですね。

でも理想は不調の原因を取り除いておく事。
スロットルのカーボンは
１年に１回とかはやりすぎですが
定期的に落としてあげるといいですね。

ちなみに
アイドリング不調の要因ってのは
スロットルのカーボンだけじゃなく
いろいろな要因が関係してきますし、
バッテリー交換時の
電源供給には
各電装品をリセットされないようにするっていう
目的もちゃんとあるので
電源供給しながらのバッテリー交換が
悪いって事じゃないです。

ちょいと話がそれましたが
まだいろいろやりたい事があるので
ひとつひとつ進めていきます。