Ｎ様ＡＰ２型Ｓ２０００、車検のご依頼です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

２年くらい前に
在庫車としてアップする前に
ブログでちょいとご紹介しただけで
ご契約となった
Ｎ様のＳ２０００ですが
車検の時期が来たという事で
ご依頼頂きました。

オイル交換も
いつもご依頼頂いているので
その時に下廻りチェックなどもしており
特にコレといった悪い部分もありません。

ちょうど１年くらい前に
フロントキャリパーの交換もしているので
今回の車検時には
ブレーキフルード交換も不要です。

ただクラッチフルードは
タンク内が汚れていたので
こちらは交換しておきます。

タンク内のフルードを吸い出したら
タンク内を一度綺麗にして
フルードを一度補充、
汚れが浮き出てくるようであれば
もう１度吸い出します。

右側が吸い出し始めで
左が最終です。
これくらい綺麗なフルードが出てきたら
ＯＫです。

クーラントも交換しておきますが
サブタンクも綺麗ですね。

ラジエターのドレンからだけでなく
エンジンブロックのドレンも外して
クーラントをしっかりと抜きます。

Ｓ２０００も
エアがちょいと抜けづらい感じがあるので
インマニ付近にある
エアのブリーダーから
しっかりと抜きつつエア抜きします。

一度エンジン始動しては
エンジン停止、
ブリーダーを緩めて確認、
エアが出るならまた同じように
始動と停止を繰り返していきます。

アイドリング回転数をあげなくても
ちゃんとヒーターが効く事、
エア抜きタンクに
エアが出てこなくなった事を確認、
電動ファンが回る事を確認しておきます。

最終のサブタンクレベル調整は
走行チェック後に
完全に冷えた状態でチェックします。

ホイールは
いつも通り
裏側も綺麗に洗っておきます。

以前、使っていたパットは
ダストが強烈でしたが
今のパットに変更してから
ダストが嘘のように無くなりました。

ダストが少ないと
洗車も楽になります。
ブレーキパットは
メタル系パットが正しいって訳じゃなく
あくまでも使い方に応じた選択が
一番大切です。

フロントキャリパーは
新品交換してるので大丈夫ですが
リアはスライドピンの確認は
必ずやっておきます。

定期的な脱着と
グリスアップしておけば
固着するような事は
まず無いです。

走行距離が少ないから大丈夫とか
そういった問題じゃないですね。

むしろ距離が少ないって事は
キャリパーの作動も少ないって事なので
固着につながる事もあります。

エンジンルーム内は
特にコレといった不具合や
交換する部品も無さそうですね。

基本的な車検内容は
クリアしていますが
オーナーさんから
ちょいとめんどっちぃ事を
ご依頼されちゃったので
そちらの作業を進めていきます。