ＥＫ９シビックタイプＲ、燃料ラインの製作ご依頼です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

オイルクーラーや
アフターパーツの燃料ラインで使用される
メッシュホースですが
結構みなさん、
信用し過ぎって思う部分があります。

過去にも数回同じような内容を
アップしていますので
見た事あるって人もいると思います。

いかにも強そうなメッシュホースですが
強そうに見えるのは
あくまでも外側がメッシュで
巻かれているからってだけで
中は単なるゴムホースです。

ゴムじゃなくて
ニトリルだろとか、
テフロンだろって
クレームは無視します。。。
分かりやすくゴムホースって表記ね。

所詮はゴムホースなので
年数が経過すれば
当然ですが
劣化して漏れの原因になります。

しかもメッシュに覆われてるから
初期漏れの発見がしにくいんですね。

これは今は別の人のところへ渡っていますが
元サーキット専用車両だった
ＥＫシビック君です。

ＳＡＲＤのフューエルレギュレーターを
装着しているので
前後の燃料ラインに
メッシュホースを使用しています。

この燃料ラインから
ガソリン漏れしてきたけど
直し方が分からないって事で
戻ってきました。
これはもう修理後の写真ですが。

レギュレーター前後のホースから
燃料漏れしていました。
ラインは過去に製作しているので
今回も同様に製作しました。

タンク側はフィッティングが
再使用できそうだったので
再使用してあります。
ホース交換で対応しました。

今回は場所的に
漏れても大惨事になるような場所じゃなかったですが
場所によっては
大惨事になるような場合もあります。

インプレッサのオイルクーラー装着すると
メッシュホースのラインが
エキマニ付近を通る事になるので
漏れ発生が
そのままエキマニ付着ってなりやすいです。

しかもエンジン直後部分なので
排気温度が非常に高い部分です。
全開中だった場合には
もう言わなくても分かる部分ですね。

純正エキマニじゃなく
社外エキマニだった場合だと
遮熱板が無い分、
余計に火災発生になりやすいです。

燃料ラインなんかも同様で
場所によっては
「燃料漏れ＝火災発生」に
つながりやすい部分です。

中古車購入して
メッシュホースになってるから
安心って事は思わず
定期チェックはするようにして下さい。

そんな感じの
メッシュホースは
信用し過ぎちゃダメって内容でした。

久しぶりにシビックのエンジンかかった状態を
確認しましたが
エンジンマウントが
ほぼリジット化されてるので
アイドリング時に振動が素敵です。

リジット化してあるので
前側２つのマウントは撤去、
メタルへの負担を少しでも減らす為に
パワステも油圧パワステから
ＭＲ－Ｓの電動パワステ化してありました。

エアコンは当然無しなので
クランクプーリーからの
ベルト接続は
オルタネーターだけになってました。

製作したのはもう２０年近く前ですが
まだちゃんと生き残ってくれてるのは
ありがたいですね。