Ｓ様８６（ＺＮ６）周辺洗浄とベルトのこびり付き除去をしてベルト交換です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

半クラッチ操作時の異音点検だったのが
ベルト周りのトラブル解消になった
Ｓ様の８６ですが
プーリーに付着した
ベルトのカスを
すべて除去していきます。

各プーリーに付着したベルトを
一溝ごとに綺麗にしていきます。

ひたすらベルトを削り落としていきます。
地味な作業がひたすら続きます・・・。

オルタネーターや、

アイドラーにテンショナー、

ウォーターポンプなど
すべてのプーリー溝を
綺麗にしていきます。

プーリーの洗浄が完了したら
各プーリーの動きを確認します。

オイルの付着だけが原因で
今回の様な事になったのか、
プーリーのベアリングがダメになって
回転が悪いせいでこうなったのか、
すべてのプーリーを
手で回して確認しておきます。

ウォーターポンプの動きが
若干悪いかなって気もしますが
もうすぐ９万ｋｍなので
仕方ないですね。

学生さんで予算の限度もあるので
まずは即交換が必要な部分をメインに
手直ししていき
ウォーターポンプの件については
納車時にオーナーさんへお伝えします。

即交換レベルじゃないので
クーラント交換する時と一緒のが
費用も抑えられると思います。

お次は以前にも
オイルの洗浄をしたみたいですが
そこら中に飛び散ったままだったので
エアクリボックスや
サクション、
ベルトなど前周りを外した状態で
出来る限り綺麗にしておきます。

ベルトカバーにも
粉が飛び散っていたので
こちらも綺麗に洗っておきます。

このあたりを無視したままにしておくと
将来的にカバーを外した際に
いつの物なのか分からなくなってしまいます。
洗浄はメンテナンスの基本です。

アンダーカバーも
ドロドロなままですね。

今年ディーラーさんで
車検を受けてるみたいですが
こんな部分は無視ですね。
確かに車検の合否には関係ないですが。。。

こちらも定期的に綺麗にしておく事で
オイル漏れや
クーラント漏れなどが発生した時に
漏れの早期発見や
いつからいつの間に
漏れが発生したのか
判断がしやすくなります。

あとはベルトを組み付けして
異音の確認もしておきますが
やっぱり半クラッチ時に
異音出ないですね・・・。

オーナーさんにお話しをして
とりあえずしばらく
様子を見てもらうようにします。

お預かりした車両は
冷間時に必ずクーラントサブタンクを
チェックするようにしています。

朝イチに確認しましたが
タンクのほぼＬＯＷレベルですね。。。

もう１度言いますが
今年車検を受けた車両です。

タンクのレベル調整をしたら
すべての作業完了となります。

Ｓ様、この度は初めての作業ご依頼ありがとうございました。

当初の予定だった
半クラッチ時に異音確認が出来ませんでしたが
もうちょい頻度が高くなってきた時には
またご連絡下さい。

お近くなので
冷間時に異音チェックで
お伺いさせて頂きます。