Ａ様Ｅ５１エルグランド、パワステフルードとブレーキフルード交換。｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検でお預かり中の
Ａ様エルグランドですが
パワステフルードと
ブレーキフルードの交換も
ご依頼頂きました。

まずはパワステフルードの交換からです。
パワステフルード交換といっても
ドレンボルトがある訳じゃないので
基本はタンクから抜いていきます。
結構真っ黒ですね。

ただタンクから抜いたところで
当然ですが
全量交換にはほど遠いので
タンクから抜いて新しいオイル注入、
エンジン始動してフルードを循環、
そしたらまた抜いてを繰り返します。

１０回ほど抜き替えした結果ですが
まだ黒っぽいですね。
まだまだ頑張っていきましょう。

ちょっと赤い感じが
戻ってきましたね。
まだ頑張ります。

最終的に入替を
３０回ほどやってあげると
こんな感じで
綺麗な赤になってきます。

元々、黒っぽかったタンクないですが、

タンクを通して見ても
赤いフルードの色が
分かるようになりました。

今度はここから
３０分くらい走行して
もっとしっかりと循環させます。

走行完了したら
もういっちょフルードを入れ替え、
そこから丸１日冷やした状態で
フルードレベルの確認と
最終調整をしたら完了です。

お次はクーラントの交換です。

ラジエターのドレンだけじゃなく
エンジンブロック側、
リア用のヒーターコアがあるので
そちらからも抜いていきます。

ヒーターホースを外すので
こちらのホース２本も
交換しておきます。

パイプ部分は
そのままホース装着ではなく
パイプを綺麗にしてから
ホース装着します。

ラジエターのサブタンクが
かなり汚かったので
本当は外して
内部洗浄したかったですが
ラジエター脱着時に
外すしかなさそうですね。

ポンプで
少しでもタンク内の
クーラントを抜いておきます。

あとはここからエア抜きですが
なかなか大変でした。。。

びちゃびちゃになりながらの作業なので
写真無いですが
リアヒーターコアに若干詰まりがあるようで
ちゃんとリアヒーターが暖まらないです。

一度ヒーターホースを途中で
外して水道ホースで
ヒーターコア洗浄したら
クーラントの詰まりのような
個体が数個出てきました。

これまで定期的に
クーラント交換してるみたいですが
おそらくラジエタードレンからの抜いて
新しいクーラントを
入れてるだけだと思います。

毎回じゃなくてもいいので
ヒーターコアからも
抜いてあげた方がいいですね。

最低でもエンジンブロックからは
毎回抜いてあげた方がいいと思います。

エア抜きも完了させて
完璧ではないですが
リアヒーターも効くようになったので
このあたりでＯＫといった感じです。

それと診断機を接続しての
全故障コードの確認、
アイドリング学習などをしておきます。

あとは最終の走行チェックと
冷間時のクーラント最終チェック、
サブタンクのレベル調整、

A様、この度は車検のご依頼ありがとうございました。
またなにかありましたら
いつでもお気軽にご連絡下さい。