Ｈ様ＢＮＲ３２スカイラインＧＴ－Ｒ、追加メーターの取付①｜車検・点検・修理のグーネットピット

テンションロッドブッシュ交換した
Ｈ様のＢＮＲ３２ですが
ブースト・水温・油温・油圧・タコメーターの
取付をしていきます。

オーナーさん持ち込みで
Ｄｅｆｉのアドバンスを取付していきます。

水温計ですが
センサーをアッパーホースに
アダプター取付しようとすると
ストレート部分が短く
かなりやりづらいです。

元々、水温のアタッチメントは嫌いなので
どうしようも無い場合以外は
使わないようにしています。

アッパーホースの
エンジン側パイプを取り外して
こちら側へセンサーを打ち込んでいきます。

ホース接続部分は
クーラント漏れの直前、
もしくは過去に
漏れが形跡っぽいのがあります。

しっかりと綺麗にしておきます。

液体ガスケットも綺麗に除去したら
オイルストーンをかけて
面を綺麗にしておきます。
エンジン側も同様ですね。

タービンにつながるホースは
外す時に破れました・・・。

新品注文しておいて良かったです。
年式的に外したホースは再使用せず
新品交換していかないとダメですね。

アッパーホースのバンドも
どんだけ余裕持ってるんですかって
レベルの長さなので、

カットしておきます。

エンジン側も同様ですね。

クーラントを抜く前の状態ですが
エンジンを始動、
ラジエター内の圧力が発生している状態で
エア抜きブリーダーを外してみます。

ハイ、いつものやつですね。
クーラントが出てこないです。
詰まっております。。。

クーラント交換時に
この部分を開けない人が多いです。

ＲＢ２６は
それほどエアが抜けやすい訳でもないので
この部分でちゃんと
抜いてあげる必要があるんですね。

最悪は別部分に穴あけして
エア抜き部分を作りますが
今回はこの部分に
ワイヤーを通して
グリグリしてたら
ちゃんとクーラント出てきてくれました。

使われてる
ボルトも汎用ボルト、
ガスケットも
本来のサイズじゃなかったので
純正新品に交換しておきます。

ラジエターサブタンクですが
外側はイイとして、

中もドロドロですね。
ちゃんと洗っておきます。

綺麗になりました。

ラジエターキャップも
いつ交換したのか分からないレベルなので
このタイミングで新品交換しておきます。

センサーの打ち込みですが
エンジン側のパイプへ打ち込みしてあります。

本来であれば
新品のパイプに
ボスを溶接、
そこへセンサー打ち込みですが
今の新品パイプは
異物の率がかなり高いように思えます。

かといって
現物のパイプだと
汚れが完全除去できず
溶接時に湧き出てしまう事があります。

パイプの肉厚を確認して
十分な厚みのある部分に
穴あけ加工して打ち込んでおきます。

Ｓ２０００あたりのパイプは
鋳物の混ざり物が少ない為か
比較的、溶接しやすいんですが
３２はちょいとキツイですね。
コストダウンかな？？？

メーカー想定の使い方じゃないので
文句も言えないですが・・・。

あとはその他のセンサー設置や
車内側の作業もあるので
そちらを順に進めていきます。