Ｔ様ＢＮＲ３４トミーカイラＲ－ｓ、エンジン不調修理のついでにバージョンアップ。｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回車検でお預かりさせて頂いている
Ｔ様のトミーカイラＲ－ｓですが
２年前の車検時にお預かりする時にも
稀にエンジン不調が出るとの事でした。

ただ車検でお預かりしている間も
症状が一切出ず
原因が分からなかったです。

今回お預かりする際に
乗ってみましたが
症状がしっかりと出てくれました。
症状が出てくれるのはありがたいですね。

しかも２年前と違い
かなりの頻度で症状が確認出来ます。

症状が出てくれれば
あとは不調が出た時の
各センサーを確認していけば
ほとんどの場合は
原因追及が出来ます。

パワーＦＣ制御で
ＦＣコマンダーが装着されてるのも
ありがたいですね。
各センサー表示も可能なので
確認しやすいです。

アイドリングでも症状が出ますが
アイドリング不調になった時に
２個ある内の１個のエアフロ電圧が
ちょいとおかしいです。

アイドリング回転数なのに
２Ｖくらいあります。
しかも症状が出て
電圧２Ｖ時には黒煙も出ます。
定番のエアフロ不良ですね。

オーナーさんと相談をして
純正エアフロ２個交換するくらいであれば
３５エアフロへ交換、
イグニッションコイルも３５コイルに変更、
ハーネスも純正ハーネス購入するくらいであれば
強化ハーネスへ変更する事に。

もちろんパワーＦＣの
リセッティングもセットです。

ただ３５エアフロに交換しちゃうと
パワーＦＣ側を触らないと
エンジン始動できなくなっちゃうので
まずはコイル側です。

ジュラテックさんの
コイルアダプター＆強化ハーネスを使用します。

コイルは３５ＧＴ－Ｒ用ですが
目指す使用によっては
ガスコイルを使用のがおすすめです。

ガスコイル使用になると
コイルカバーが装着不可、
せっかくのトミーカイラ専用カバーなので
その選択肢は無しです。

かなりしっかりとしたＫＩＴで
細部までしっかりと造られています。

アダプターのエンジン側には
ちゃんとＯリングが装備され
プラグホールにゴミなどが
入らないようになってます。

アルマイト加工されたプレートです。

基本的にはボルトオンですが
コイルカバーを装着する場合には
エンド部分のカットが必要です。

専用カバーといっても
ベースは純正カバーですし、
躊躇していても時間無駄なので
サクッとカットします。
まぁ、見えない部分ですしね。

強化ハーネスもそのまま取り付けしていきます。

リレーを取付する為の
ステーも製作します。

ボルトナットでの固定じゃ
ちょいとカッチョ悪いので
バーリングタップでＭ６のネジ山を
製作しておきます。

プロフェックの
ソレノイドと一緒に固定するので
ソレノイド裏にある
ビスを逃がす穴も空けてあります。

電源とアースも取得したら
点火系は完了です。
プラグはＨＫＳに交換してあります。

とりあえずこの状態でアイドリングどうなるか、
症状出るか見てみましたが
当たり前に出ますね。

セッティングは
アバンス名東さんに依頼しているので
エアフロ交換と
セッティングを依頼して
別の作業をやっていきます。