Ｋ様ＢＬ型マツダスピードアクセラ、前後ブレーキ＆フルードとクラッチフルード交換です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

納車整備中のＫ様ＭＳアクセラですが
前後ブレーキパットと
ローターを交換しておきます。

ローターを外したら
ハブ面は必ず錆びが発生しているので
錆びを出来る限り綺麗に除去しておきます。

ワイヤーブラシでゴシゴシと。
特にハブとローター接触面は
しっかりと綺麗にしておきます。

まぁ、あとは各部のグリスアップと
洗浄として組み付けといったところですね。

後パットとローターを交換したら
そのままブレーキフルードの交換です。
ちょいと汚れ気味ですね。

車両１台分フルードを入れ替えしましたが
もうちょい綺麗にしたいかなといったところ。

もう１周フルードの入替をして
これくらいになればＯＫです。

お次はクラッチフルードの交換です。
ここでひとつ注意が必要な内容です。
ブレーキフルードとクラッチフルードを
タンク共用になっている車両も多くあります。

その場合、
ブレーキフルード交換したから
クラッチフルードも交換されてるでしょって
考えるお店さんがあります。

ちなみに今回のＭＳアクセラは
ディーラーさんでメンテナンスされていた車両、
走行も５万ｋｍ台ですが
クラッチフルードは
真っ黒けでございます・・・。

いくらタンクが綺麗になったからといっても
クラッチの配管フルードは
レリーズシリンダーから
ちゃんと抜いてあげないとダメです。

それをやっていない証拠ですね。
配管内のフルードも
しっかりと交換してあげたいので、
これくらいでは全然ダメです。

かなり綺麗になってきましたが
もういっちょ頑張ってみます。

これくらい綺麗になってくれれば十分ですね。

格安車検だと
ブレーキフルード交換といっても
タンク内フルードだけを交換するってお店も
増えてきています。

特に４５分車検とかの車両を見ると
タンク内フルードは綺麗でも
キャリパーからフルードを抜くと
真っ黒なフルードが出てくる事もあります。

タンク内フルードを交換しただけだとしても
作業としては「ブレーキフルード交換」、
今回のようにしっかりと配管内のフルードが
綺麗になるまで交換するのも
作業としては「ブレーキフルード交換」になります。

良く考えれば分かるはずですが
４５分の車検整備で
なにが出来るの？？？って話です。

今回はブレーキフルードと
クラッチフルードの交換だけでも
１時間半くらいはかかっています。

それを車検内容すべて含め
４５分？？？
どういった内容で作業されているか
良く考えれば分かるはずですね。

ブレーキパットとローターを交換しているので
サイドブレーキの
引きしろ調整もしておきます。

サイドブレーキワイヤーを解除した状態で
ピストン位置のリセット、
ホイール回転の抵抗を確認、
少しづつワイヤーを調整していき
ちょうどイイ位置を探っていきます。

あとは水ラインの交換だったり
車検取得などがあるので
ひとつひとつ順に作業を進めていきます。