Ｋ様Ｚ３４、後期ニスモのフロントバンパー流用にウォッシャータンク交換やコーナーセンサー移植｜車検・点検・修理のグーネットピット

いろいろ仕様変更するのにお預かり中の
Ｋ様Ｚ３４ですが
ニスモバンパーへ変更するのに
いろいろと下準備が必要です。

ちなみにニスモバンパー流用って事は
純正で揃うから
単に交換するだけでしょ？？？って話ですが
とにかく交換部品点数が多く
大量にある細かい部品から
ひとつひとつ部品を探すだけでも大変です。

部品注文も
後期ニスモに変更するパーツ頂戴っていっても
メーカーには通用しないです。

イラストからピックアップする必要があるので
注文だけでも時間がかかります。

後期ニスモ純正のデイライトを装着しますが
そのままだと
ウォッシャータンクに当たります。
その為、後期のウォッシャータンクが必要となります。

全然形状が違いますね。

ウォッシャー液を入れる為の
ネック部分もまったく形状が違います。
頑張って前期用を装着してる人もいますが
時間の無駄です。

さっさと後期純正を購入しましょう。
この部品を買うお金がもったいないなら
後期ニスモバンパー買うのはやめた方がいいです。

取り付けしましたが
１ヵ所と届かないですね。

無理矢理ひっぱって
取付出来そうな気もしますが
基本的には部品には無理させないのが
取り付けの基本です。

イラストにも載っていないけど
黒いリーンホースが違うのか、
別イラストに小さなステーがあるのか、
どっちなのか分かんないですが
探しててても時間無駄ですし、
どのみち部品届くのに
１～２日はかかっちゃうので
製作します。

アルミ板カットして
強度を出す為に
曲げを入れる事で
捻じれ方向に対する
強度を出しておきます。

ボルトナットではみっともないので
（見えないし、そんなに脱着しないけど）
バーリングタップしておきます。

余計な部分をカットしたら、

取り付けして完了です。
あとはカプラーを差し込むだけですが
タンク側に空いている穴に
カプラーのクリップが付きますが
微妙に届かないです。

無理矢理ひっぱれば
なんとかなるかもですが
こういった部分で無理をすると
やはり車両に良くないので
ハーネス延長しておきます。

これで純正のクリップが
そのままタンク側に装着出来ました。

お次はコーナーセンサーの移植です。
ニスモバンパーを確認したところ
特に目印になる部分は無いです。

ただ前期バンパーから
高さと横位置を測定すると
ニスモバンパーだと
その位置に装着不可です。

あまり変な位置に装着すると
見た目が悪くなってしまうので
位置をしっかりと出して穴あけします。
その時に大切なのが左右位置の差です。

ちょうど真下にデイライトが来るので
位置が数ｃｍズレてしまうと
みっともないです。

左右の位置や高さにズレが無いように
しっかりと測定して
穴あけしていきます。

コーナーセンサーは単なる丸ではなく
回り留めに突起部分があります。

細かい作業をする場合の為に
各種リューターの歯を持っているので
サイズの合う物で加工していきます。

このわずかな突起部分も
加工しておきます。

完璧な位置出しです。

車両側ですが
なんでしょうか、
この余計な配線。。。

バカでかいタイラップで
まとめられていたので
余計な部分はカットして
まとめる必要が無いようにしておきます。

ここからメインのバンパー交換していきますが
まずは仮合わせをして
そこからデイライトのハーネス製作ですね。