Ｋ様２００系ハイエース、ステアリング交換②｜車検・点検・修理のグーネットピット

ＲＥＣＡＲＯシートへの交換が完了して
ステアリング交換の下準備も完了した
Ｋ様のハイエースですが
実際にステアリングボスを装着していきます。

ボスに穴あけと
Ｍ６のネジ山を作成が完了しているので
車両に装着。

ホーン接続ハーネスは
余計な配線をピン抜きして、
配線保護の為に
コルゲートチューブを巻いておきます。

実際に装着すると
こんな感じにボスを通す事になり
将来的に配線の被覆を
傷つける可能性がある為です。

エアバッグのキャンセラーは
そのままだと
ステアリングを回した時に
カラカラと音が出るので
ビニールテープで巻いて
音が出ないようにしておきます。

ステアリングボスのカバーですが
ギリギリな感じですが
ステアリングを回すと
若干ですが
コラムカバーと擦れる瞬間があります。

こういった余計な音は
その都度、消しておきたいので
カバーを１段カットします。

手作業でカットしますが
出来る限りまっすぐにカットして
分からないようにしておきます。

結構、こういった部分が
ガタガタに加工されている車多いですが
みっともないですね。

今回は実際に装着してから
ステアリングをどの製品にするか
決めていきます。

ラフィックス装着状態に近づける為、
４０ｍｍのスペーサーをレンタル装着。
ステアリングはオフセットしていないタイプを
レンタル装着。

この状態で実際に走行してもらいます。
ラフィクス装着状態だと
もう２０ｍｍ手前に来る事を伝えて
乗ってみてどれくらいの位置に
ステアリングが来るのがいいか
体感してもらいます。

もっとかなり手前がいいのであれば
ディープコーンや
セミディープなどのステアリング、
現状より２０ｍｍ手前になる事を考慮して
それくらいがいいのであれば
標準タイプのステアリングを選んでもらいます。

ステアリングは運転中、
ずっと操作している物です。

しっかりとポジション出しをしておくと
将来的に不満も出なくなってきますし、
操作性も良くなると思います。

ステアリングボスに
Ｍ６を切った理由として
ホーンボタンによっては
アースを取得する必要がある為です。
今回のレンタルホーンボタンもそうですね。

この場合、
ボスとステアリングの間に
アース用のプレートを装着しますが
余計な物は
将来的にトラブルの元になるので
出来る限り排除します。

アースはステアリングボスに
直接ボルト固定する事で
確実にアースを取得します。

ラフィックスを装着する時にも
この穴が役立つ事になります。

これで一旦は納車となるので
実際に運転してもらい
今くらいのステアリング位置がいいのか、
もう少し手前にしたいのかなどを
実際に感じてもらいます。