Ｍ様ＡＰ１型Ｓ２０００、ＴＲＵＳＴインフォメーターに油温＆油圧センサー追加。｜車検・点検・修理のグーネットピット

去年くらいにトラストさんの
インフォメーターを取付をご依頼頂いた
Ｓ２０００のＭ様ですが
追加で油温＆油圧センサーを
取付したいとの事でした。

今回の内容は
いろいろなチューニングをしていく場合に
先を見越して部品選びをすると
将来的に後悔無いですよって
内容も含まれてます。

一部参考になる人もいると思いますんで
お暇な方は最後までどうぞ。

現在はセンサーは販売されていますが
中間ハーネスは廃盤、
本体と接続する為の
センサーアダプターも廃盤です。

センサーハーネスは
単にセンサーとアダプターを接続するだけなんで
どうとでもなります。

アダプターはさすがに製作って訳にもいかないですが
なぜか手に入る数回使われただけのアダプター。
入手経路は秘密です。
間違いなくトラストさんの製品ですが・・・。
深追いしちゃダメなヤツです。

中間ハーネスは
別メーカーさんのハーネスを
ベースとして使用しますが
そのまま接続しようとすると
油圧側が入力位置が違うので
メーター側・センサー側それぞれの
電源、アース、信号線の位置を確認して
配線を組み換えします。

カプラーを製作でも良かったですが
ピン配列の変更くらいで取付できました。

配線はセキュリティスピーカーの
配線を引き込んでいた部分から
一緒に通していきます。

配線を通す部分は水もかかる部分ですが
コーキング処理されていなかったので
しっかりとコーキングする事で
車内に水が入ってくる事を防ぎます。

Ｓ２０００はオイルエレメント脱落するって話が
ちょくちょくと出ています。
それもあってですが
あまりサンドイッチブロックってのは
使いたくないです。

ここでチューニングしていく場合での
注意点です。
オーナーさんにもお伝えした内容ですが
みなさん、結構やらかしちゃってる場合が多いです。

このＳ２０００ですが
基本的にはご自宅近くのお店さんで
いろいろ手を入れており
そちらでどうにもならない場合に
ご依頼を頂いています。

以前にオイルパンを外して
バッフルプレートを入れているみたいです。。
そんでもって今回の油温＆油圧センサー取付で
サンドイッチブロック装着です。

勘の良い人であれば気付くかもですが
オイルパンを外しているのであれば
その時に油温センサーの取付ベースを
オイルパンに打ち込んでおくと良かったです。

そうすれば油温センサーは
オイルパンへ打ち込み、
油圧センサーは
純正の油圧センサー部分に３ＷＡＹ装着、
そうする事でサンドイッチブロックを
使う必要がなくなるんですね。

サンドイッチブロックを使う＝接続部分が増える、
当然ながら将来的に漏れ発生率につながります。
オイルパンにセンサー打ち込んでも
その部分で接続箇所増えるじゃんって意見ですが
テーパーネジは漏れが発生する確率が
Ｏリングなどと比べて圧倒的に低いです。

またオイルエレメントを脱着する際に
このサンドイッチブロックが
一緒に緩んでしまう事もあります。

弊社でエレメント交換する時は
緩みを確認しているので
一緒に緩んだとしても締めるだけですが
そのまま新しいエレメントを
取付しちゃうっていう
お店さんのが多いと思います。

そうなるとエレメント緩みの
原因にもなりますね。

Ｓ２０００のエレメント脱落の話については
結局のところ真相は分かっていないです。
ただ余計なトラブルを防ぐ意味でも
エレメント周りに
余計な装備は増やしたくないです。

話がそれてしまいましたが
今の段階でそれを言っていても
意味ないですね。

特にお店さん批判ではなく
せっかくチューニングを進めていくのであれば
将来的な完成図を頭の中に作ったり、
なにかする場合にはその周辺でやれる事が無いかを
確認しておくといいって事ですね。

ブログが長くなってしまったので
また別ブログに続きを書いていきます。