Ｓ１５シルビア、インタークーラーのパイピングホース交換と一部加工。｜車検・点検・修理のグーネットピット

インタークーラーの接続ホースに
破れがあったＳ１５シルビアですが
これを機にパイピングホースを
一式交換しておきます。

パイピングを外している途中で
気付いたのがこちら。
今回トラブルの原因だった部分のパイピングです。
この写真で分かるかな？？

写真の下側パイプはΦ６０から絞り込んで
Φ５０になってるのに
パイピングホースは異径ホースではなく
Φ６０のストレートホースなんですね。

差し込んでいくと
Φ５０のパイピング部分は
ホースとはまったく関係なく
相手側のパイピング内部に
入り込んでいく感じです・・・。

無駄でしかないですね。。。

無駄なΦ５０部分をカットして、

Φ６０でそのまま接続できるようにしておきます。
そのままだと抜け止めが無くなってしまうので、

ビードフォームを使って、

抜け止めを製作しておきます。

このパイピングが下がってきてしまい
ボディと干渉、
干渉が原因でホースが破れてしまい
エアを吸った事でアイドリング不調につながったので
今後そのような事がないように対処しておきます。

パイピングにボスを溶接して、

ステーを製作。

パイピングとボディを固定しておきます。
本来はホースをクッションホースにして
エンジンを振動を逃がすべきですが
ホース内で隙間をあけて組む事で
ある程度は逃がせるようにしておきます。
クッションホースを組むスペースが無かった為ですね。

ボディ側も穴を拡大しておく事で
パイピングと確実に干渉しないようにしておきます。

今回パイピングホースを一式交換だったので
パイピングをすべて外してあります。
その場合にチェックしておくべきなのが
周辺との干渉です。

パイピングに加えて
サクションも外しており
一度すべて綺麗に洗浄してあります。

そうなると分かってくるのが
周辺との干渉ですね。

一部綺麗になった部分がありますが
こちらはなにかと干渉していた証拠ですね。

インタークーラーパイピングも、

周辺と干渉していた形跡がありますね。
こういった部分は将来的に
トラブルの原因となるので
出来る限り対処しておきます。

組み付け方法で対処する時と
新規でステーを製作する場合など
その時によって様々ですね。
いつもホイールの裏側や
いろいろな部品を洗って綺麗にしていますが
トラブルの早期発見になる事が多い為です。

あとはブローバイホース周りの手直しや
熱害対策が必要になりそうなので
その辺りをやっていきます。