ＣＴ９Ａランエボ８、車検のご依頼です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

４年くらい前に販売させて頂いた
静岡県のお客様ですが
ランエボ８の車検時期が来たという事で
県外よりご依頼頂きました。

前回の車検もご依頼頂いており
いつもありがとうございます。

エアクリも納車整備時に新品交換してありますが
こちらはそろそろ交換時期といったところです。
ＨＰＩさんのエアクリを使っているので
新品を取り寄せして交換です。

新品と比べると
汚れ具合が良く分かります。

交換時に気付いたのですが
エアクリとハーネスの距離が近すぎですね。

エアクリを外して
ハーネスのクリップ取り付け部分をカット、

そのままだとハーネスが暴れてしまうので
取付ベースを打ち込んで、
ちゃんとハーネスを固定し直しておきます。

これでハーネスと
エアクリの接触もなくなりました。

エアクリとハーネスが接触していれば
長い目でみた時に
ハーネスを痛める事になってしまいます。

その時に配線の接触不良で
エンジン不調になったとしても
症状が出たり出なかったりで
なかなか原因追及がしづらくなります。
こういった部分は
社外品の取付時に注意しておきたい部分ですね。

ミッション、トランスファー、デフなどの
オイル類の交換も完了して
点検関係も完了したのであとはクーラント交換です。

４年前の納車整備時にクーラント交換はしてあり
サブタンクも洗ってあります。
もちろん今回もタンク洗浄もしておきます。

それでもこの程度の汚れは溜まってきます。
１０年一度も洗っていないタンクは
結構溜まっている車が多いですよ。

中も外も綺麗にしておきます。

下廻りチェック時に
エアコンホースとパイピングの接触が気になったので
ホース側をコルゲートチューブで保護しておきます。
ガッツリ当たっている訳じゃないので
よほど問題ないですが
余計なトラブル発生率は避けておきたいです。

あとはエア抜きタンクを付けて
サーモスタットがちゃんと開く事、
電動ファンの作動も確認しておきます。

これもいつも書いていますが
電動ファンがエアコンＯＮで作動すればＯＫって話でもないです。
ちゃんと水温に応じて作動するかもチェックしておきます。

それほど故障率が高い部分でもないですが
１０年１５年経過していれば
当然こういった部分の故障率も出てくる訳です。

ただランサーはファンコントロールモジュール不良が
あまりに多いです。
リコールが出ていましたが
リコール交換したモジュールがまた壊れるみたいな・・・。
回っているからＯＫじゃなくて
ファンの回転数もチェックが必要になります。

あとは最終走行チェックをして
問題が無い事を確認しておきます。
本人さんは毎日乗っていると
異音に気付かない事も多いです。

いつも鳴ってる音だからって事で
慣れてきちゃう事も多いんですね。

走行チェックでも特に問題がなかったので
オーナー様へご連絡して
納車させて頂きました。