ＧＤＢインプレッサ、チェックランプ点灯と各部の対策。｜車検・点検・修理のグーネットピット

エンジンチェックランプの原因が
まずコレでしょってところまできた
ＧＤＢインプレッサですが
カプラーメーカーが分かったので
カプラー単品・内部のピンや防水ブッシュを発注してありました。
もちろんリテーナーも新品です。

車両側カプラーのリテーナーを外して
ピン抜き、
ピン抜きしたら端子をカットして
新しいピンに交換します。
目で見て接触不良起こす感じ満載な状態ですね。

抜いたピンを確認すると
掃除したところで
あまり意味が無い事が分かると思います。
掃除しても将来的に不安が残っちゃう内容ですね。

純正カプラーとハーネスなので
普通であれば
あまり起きない症状かもしれないです。

ただこのインプレッサは
前置きインタークーラーになっていて
純正インタークーラー位置に
オイルクーラーが設置されています。

オイルクーラーを冷やすのに
ボンネットのダクトは残されている訳です。
そうなるとボンネットダクトから入った雨水が
通常であればインタークーラーに当たって
車速センサーにはそこまでは水が掛からないのかなと思います。

しかも車速センサーは
上から下に向かって取付されているので
カプラーに思いっきり水がかかるんですね。

防水のブッシュがあるとはいえ
そこに溜まった水は排水されず
少しづつピンに侵食したのかなと。

さらにタービン交換車なので
タービン周りの熱対策で
センサーとカプラーにファイアースリーブが通してあったので
より水侵入の経路になってしまっていたのかもです。

ファイアースリーブには
ワイヤータックされていた訳でもなく
単に通してあっただけなのが
より悪さをしてしまったのかもですね。

そのまま同じように組み付けしても
同様の結果になりそうです。
かといってオイルクーラー移動は
費用面で現実的ではないです。
アルミ板を加工して
防水＆熱害対策を施します。

こんな感じにしておきます。

あとはインタークーラーなどすべて組み付けして
走行チェックします。
チェックランプ点灯時も
一度消すとすぐに点灯する訳じゃなかったので
しばらく走行チェックしたら
あとはオーナーさんに乗ってもらい
様子を見てもらいます。

症状と実際の車両側不具合が一致する内容だったので
よほどこれで大丈夫かなと思います。

最後にエンジンオイルの交換もして
すべての作業完了となります。