ＤＣ５インテグラタイプＲ、車検整備と細かい部分の手直しをご依頼です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検やその他いろいろな作業でお預かり中の
ＤＣ５インテグラですが
お預かり時に運転席足元を見たら
なにかの破片が落ちていました。

コレ、結構重要で
過去にも他の車両でありました。
現在、預かり中のＢＮＲ３２でも同様でした。

丸い欠片で
これはブレーキやクラッチペダルに使われている
ストッパーだったり、
ペダルスイッチの受け部分になります。

経年劣化で割れてきちゃうんですね。
イラスト取り寄せたら
合計３個使われていたので
すべて交換しておきます。

ストッパーであればまだいいんですが
ブレーキスイッチの受けだと
常時、ブレーキランプが点きっぱなしになっちゃいます。
ブレーキは常時電源なのでバッテリー上がりにつながります。

ウォッシャーのフタが割れていたので
こちらも交換しておきます。

ホンダ車は全体的に供給終了が早いので
交換できる部分は交換しておくのも
大切な事だと思います。

リアキャリパーは片持ちキャリパーなので
スライドピンの動きも確認しておきます。

問題なく動いてくれました。
しばらく手で動かしておきます。
通常の作動範囲だと動きはわずかなので
車検の時にこうやって動かしておくのは大切です。

動きが固いようであれば
外してグリス交換しておけば
固着を防ぐ事が出来ます。

リアバンパーについている
エアロネットが片側外れてしまったようで
オーナーさんがとりあえずテープで貼ってありました。

エアロネットを取付する為の
フックをメグミックスを使って固定します。
かなりしっかりと固定できますが
１回使う為の費用がちょいお高いのがネックです。
ノズルは１回使い切りですし、
ボンドその物も地味にお高いです。

しっかりと固まったのを確認したらネットを取付します。
板金作業する時にネットが脱着できるようにしてあります。

エンジンルームをチェックしていたら
オイルキャッチタンクのホースが
無くなっている事に気付きました。

このホースだけを取り寄せしていても勿体ないので
汎用品を使ってカットして取り付けします。

これでＯＫです。
距離がもう少しで１０万ｋｍですが
キャッチタンク内に
ブローバイがまったく溜まってないですね。
イイ事です。

最後に走行チェックと
全開域のチェックをして問題ない事を確認、
最終の下廻りチェックと
ボディコーティングをしたら
すべての作業完了です。

ＤＣ５インテグラも随分と見る事が減りました。
このオーナーさんは
数年前にトヨタ純正のパールホワイトで
全塗装もしていて
今回コーティングもしているので
ペッカペカです。