ＤＣ５インテグラタイプＲ、ヘッドカバーパッキンの交換。｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検でお預かり中の
Ｉ様ＤＣ５インテグラタイプＲですが
ヘッドカバーからのオイル漏れがありましたので
パッキン交換していきます。

シリンダーヘッド側は
オイル交換をちゃんとしているので
綺麗な状態ですね。

ヘッドカバー側は
どうしてもオイルの汚れが付着しちゃってます。
出来る限り綺麗にしていきましょう。

どこまで綺麗に出来るかな？

せっかくの結晶塗装なので
こちらも出来る限り綺麗にしていきます。
ヘッドカバーが綺麗だと
エンジンルームも見栄えが違ってきます。

洗浄前にＨＯＮＤＡロゴをマスキングして
ペーパー掛けして綺麗にしておきます。

このロゴが綺麗になるだけでも
エンジンルームの華やかさが変わります。

最終的にここまで綺麗にしてみました。
これ以上はちょっとキツイかな。

結晶塗装側もこれだけ綺麗にしてあります。
かなり綺麗になったと思います。

純正のパッキンセットを使って交換していきますが
ヘッドカバーパッキン交換は
作業そのものよりも
洗浄や下地処理が大切です。
というか、
ほぼその作業です。

パッキンの当たり面はすべてオイルストーンをかけて
しっかりと面出しします。
単に脱脂しただけだと
将来的な漏れ発生率につながってきます。

タワーバーやインマニカバーなどの
外したパーツは洗って綺麗にしておきます。

ヘッドカバーを取付したら
エンジンルームをカッチョ良くする
ちょいとした処理を。

コイルカバーが純正で装着されていますが
今回作業のＤＣ５はカバーレスになっています。

そのままだと下の写真のように
スタッドボルトが使われていて
この部分がカッチョ悪いです。

スタッドボルトをダブルナットで外して
通常のＭ６ボルトに交換します。

コイルを固定していたボルトも
こんな感じのボルトナットになっていましたが
ここも通常のＭ６ボルトに交換します。

違いは写真だと
あまり分からないと思いますが
実際に見ると
かなりスッキリします。

せっかくの結晶塗装ヘッドカバーなので
こういった細かい部分を仕上げておくと
エンジンルームがスッキリしてきます。

もちろんプラグの状態もチェック済です。

ここから先がまた大切だけど
かなり手間な部分。
オイル漏れした部分を
しっかりと洗浄しておかないといけないです。

エンジンの上から漏れていたので
下まで垂れています。
これらをすべて綺麗に洗浄していく訳ですが
１回の洗浄では綺麗にならないので
３回ほど洗っておきます。

ちゃんと綺麗にしておく事で
他の漏れがあっても
早期発見できる訳ですね。

液体ガスケットを使っているので
１日乾かしてからの作業になりますが。

洗浄が完了したら実際に走行して
漏れが無いかを確認していきます。
他にもまだやる作業があるので
そちらも随時進めていきます。