Ｈ様Ｓ１５シルビア、ハブの錆びとハブボルトのグリス除去したりブレーキメンテに配線に絶望したり。｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検でお預かりの
Ｈ様Ｓ１５シルビアですが
ハブボルトに
スレッドコンパウンドかな？

なにか塗られていました。

オーナーさんにご連絡して
グリスを除去します。

オーナーさん自身でやっている場合には
説明程度ですが
オーナーさんはこの事を知らず
お店が塗ってる場合には
やり直させてもらっています。

グリスを落としたら
ハブボルトに錆びがあったので
錆びを可能な限り除去します。

その段階で
ハブボルトがダメって判断であれば
打ち替えですが
特に問題無さそうです。

この状態にすると
ハブボルトがカッサカサになるので
ハブボルトに塗布できるスプレーグリスを
塗っておきます。

ちゃんとメーカーの設計の人に
連絡をさせてもらい
内容を確認した上で使用しています。

トラックにはＯＫだけど
乗用車にはダメってのもあります。
ちゃんと確認して使いましょう。

ナット側もすべて
ブレーキクリーナーで
グリスを落として、

最終的に洗剤で洗って
エアブロー、
エアブローしたらしばらく天日干しして
最後にもういっちょエアブローして
水分を完全に除去しておきます。

ＢＢＳホイールは
ハブリングも使用していたので
ハブの錆びも落としておきます。

リアのハブ面は、

出来る限り錆びを落としておきます。

フロントブレーキは
ショップさんで
パッド・ローターを交換してから
それほど経過していないようなので
パッドを外しての
エアブロー程度で良さそうです。

リアは片持ちキャリパーって事と
年間の走行距離、
組み付けしてから
想定される時間などを考えて
一度しっかりとやり直しておきます。

パッドクリップの取付部や、

パッドクリップは、

それぞれしっかりと
ダストを綺麗に除去してから、

組み付けしておきます。

ピストンの動きのチェックや、

スライドピンの確認に
グリスアップ、

キャリパーサポート側は
中も綺麗に洗浄しておきます。

スライドピンの
グリスアップだけをやっていると
中には古いグリスが
押し込まれていくだけになります。

サイドブレーキの調整をする為に
センターコンソールを外そうとしたら、

最悪な配線です。

素人さんがＤＩＹでやったような
配線処理がされています。

これについては
出来ればやり直した方がいいと思いますが
Ｄｅｆｉのメーター動くって事で言えば
動いているので
なにを正解とするかですね。

写真の掲載枚数限度になったので
続きは別ブログに書いていきます。