Ｉ様ＤＣ５インテグラタイプＲ、クーラントサブタンクの割れ交換など。｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検でお預かりの
Ｉ様ＤＣ５インテグラタイプＲですが
クーラント交換をして
サブタンクのクーラントも交換していたら
クーラントがこぼれてきました。

どこから？って思っていたら
サブタンクが割れていました。

新品の供給を確認したら
すでに廃盤。

オーナーさんと相談をして
どちらの方法がいいのか
選択してもらいます。

ひとつはヤフオクなどで
中古を購入。
これのメリットは比較的安い事。

デメリットは２０年以上前の
プラスチックタンクが届くだけなので
またいつ割れるのか、
それは運になります。

もうひとつは別車種のタンクをベースに
加工取り付けする方法。

その場合には
取り付け出来そうな車種を選定しますが
出来るだけ新しい年式、
販売台数が多い車種を選ぶようにします。

ただタンク容量ってのも大切なので
取り付けしやすいから
軽自動車のタンクってのは
選択肢から出来る限り外します。

もういっちょ、
アルミの汎用タンクですが
これは本当に最終手段。

ほぼ使わないです。

汎用タンクであれば
取り付けしやすいんですが
使わないようにしています。

もういっちょは
ホームセンターで売ってる
丸いプラスチックボトル。

トミーカイラＺＺなんかは
これが標準で使われてますね。

これもほとんど使わないです。

理由はカッチョ悪いから。
使うのがダメとかじゃなくて
見た目が嫌いってだけです。

ＤＣ５はサブタンクの脱着が
かなり手間です。

コアサポートも
持ち上げないといけないですが
下側もボルト固定されてるので
それらを外して、

コアサポートにつながってる
ハーネスも外しますが
このハーネスクリップは
ほぼ割れます。

このクランプは数種類在庫しているので
そちらで交換しておきます。

こういった部分は
あとから注文して交換が面倒って事で
割れたまま放置されやすい部分です。

今回はヤフオクの中古タンクを
選択って事になったので、

部品供給のあるフタや
ブッシュ類は新品交換しておきます。

古いタンクは
手で触っただけで
砕け散っていきます。

すべて組み付けしたら
完了になります。

下廻りチェック時に
エキマニ遮熱板ボルトが
１本無くなっていたので、

横のボルトとあわせて
２本新品ボルトにしておきます。

すべての作業が完了したら
最終の走行チェックと
完全に冷えた状態で
クーラントサブタンクの
レベル調整をしたら完了となります。

Ｉ様、今回も車検のご依頼
ありがとうございました。

こういった乗り味の車は
今後、出てくる事はないので
飾っておくだけでなく
ちゃんと乗らないとダメですよ。