Ｋ様Ｚ３３、スロットルの洗浄とエアクリ交換など。｜車検・点検・修理のグーネットピット

Ｚ３３にお乗りのＫ様ですが
アイドリング不調が出たという事で
点検のご依頼です。

店に来てもらい
確認をしましたが
症状がまったく確認できないです。

その場合にはその時の状況や、
その間になにか別の作業をしたのかどうか、
少しでもなにかヒントになるような事が無いか
確認していきます。

バッテリーを
外したのかどうかといった事から
社外品が追加されていた場合には
その時の作業状況なども
重要な事もあります。

弊社でやっている作業であれば
内容は分かりますが
オーナーさん自身での作業っていう場合には
その時にどういった事を
どういった方法でやっているのかって事を
少しでも確認します。

そこから診断機を接続して
故障コードが残っているかどうかや
各センサーの数値を確認して
問題があるかどうか確認します。

特にこれが原因って部分が
見つからなかったので
オーナーさんと相談をして
スロットルのカーボンを
しっかりと綺麗にして
アイドリング学習を
試してみる事にしました。

Ｚ３３でアイドリング不調ってなると
点火系も疑わしくなりますが
多くの場合には
失火の履歴が残る事、
コイルテスターで電圧確認してみましたが
まったく問題が無かった事から
まずはスロットル側となりました。

Ｚ３３はスロットルを外した部分に
クーラントホースが接続されており
このホースは
スロットルを外した時じゃないと
かなりやりづらいので
この２本のホースは
このタイミングで交換します。

ガスケットももちろん交換、
当たり面はオイルストーンで
綺麗にしておきます。

スロットル側も同様ですね。

交換したホースは
クーラントの滲みがあったので
いいタイミングだったと思います。

スロットルのカーボンを
綺麗にしておきますが
なんでもかんでも掃除して
落とせばいいってもんでもないです。

あとはオイルストーンで綺麗にしたら
組み付けしていきます。

パワーフローのフィルターも、

新品に交換しておきます。

組み付けとクーラントのエア抜きをしたら
スロットルの学習をしておきます。

あとはエンジンオイルの交換をしたら
しばらくアイドリングさせて
不調が出るかどうかの確認、
最終の走行チェックと
クーラントの漏れチェックをして
問題が無い事を確認しておきます。

完全に冷えた状態で
サブタンクのレベル調整をしたら
納車になります。

Ｋ様、今回は
症状が確認できなかったので
推測での修理になりますが
しばらく様子を見ておいて下さい。