Ｋ様Ｌ２５０Ｓミラアヴィ、異音の原因追及と干渉の可能性部分を対策して納車です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

随分と長期のブログになった
Ｋ様のミラアヴィですが
ようやく最終です。

車高調・ホイールの変更をして
走行チェックしていた時に
リア周りからの
異音に気付きました。

まずはリア周りに
異音の原因になりそうな部分がないか
チェックしていきます。

パッと見た感じで
違和感があります。

マット裏には
ボタンのようなもので
固定できそうな感じになっているのに
ボディ側に相手がいないです。

ボードの向きが
逆に装着されていたようです。

ボードの切り欠きは
このボタンの為ですね。

これでマットが
ちゃんと装着できるようになりましたが
異音の原因はコレじゃないみたいです。

ひとりが運転、
もうひとりでリアに乗って
異音の発生原因を追究していきます。

どうやらリアバンパー周りが
異音の発生部分みたいです。
バンパーを手で揺らすと
車内で聞いたような音が
聞こえます。

年式的に仕方ないですが
バンパー取付のクリップが
ツメ割れちゃってますね。

このせいでバンパーがしっかりと固定されず
揺れちゃってたんですね。

その時にバンパーと固定部分が
擦れる為に異音の
発生原因になっていたようです。

これは異音の発生部分じゃないですが
フェンダーライナーの写真です。

クリップの頭が浮いてきています。
こういった部分のクリップは
外してみると
ツメが割れている事がほとんどです。

そういった事が
固定の緩さにつながり
異音の原因になる事もあります。

リアバンパー周りのクリップは
すべて交換しておきます。

実際に走ってみると
聞こえていた異音は
しっかりと消えてくれました。

速度域高めで
段差を越えた時に
一度だけライナーが擦るような音が
聞こえました。

兵庫県の方なので
一度納車したら
気軽に来てもらえる距離じゃないです。

不安要素は
出来る限り消しておきます。

写真じゃどの部分か
まったく分からないですね。

フロントのフェンダーライナーですが
タイヤとの距離が近くなる可能性がある部分を
成形し直しておきます。

カットまでは必要無さそうなので
ライナーの成形で対処しておきます。

ライナーを支えている
ツメ部分も
軽く曲げておきます。
これでまず干渉は無くなると思います。

あとはアライメント調整をして
最終の走行チェック、
全開域のチェック、
最終の漏れチェックをして
すべて問題がない事を確認。

完全に冷えた状態で
クーラントのレベル調整をしたら
納車となります。

納車のご来店時には
奥様も一緒に来てくれました。

ムゥ様と同じく
黒柴を飼っていらっしゃるので
納車日はムゥ様も出勤です。

別ブログで書いていますが
同じ匂いがするのか
かなり懐いて
ヘソ天までしていました。

Ｋ様、この度は遠方からの
車検ご依頼と
各整備のご依頼ありがとうございました。

すべての懸念点が消えた訳ではないですが
明らかに良くなっていると思います。

兵庫に戻ってからでも
消せる懸念点は
すべてお伝えしてあるので
そのあたりを徐々に手直ししていけると
これからも調子良く走ってくれると思います。

またなにかありましたら
お気軽にお問い合わせ下さい。