Ｋ様Ｌ２５０Ｓミラアヴィ、車高調の取付とホイール交換に必要箇所の加工を。｜車検・点検・修理のグーネットピット

順調に長期記事になっている
Ｋ様ミラアヴィですが
不具合部分は終わったので
あとは車高調の取付と
その加工あたりなので
サクッといきましょう。

オーナーさんから
ＲＳ－Ｒの車高調がご指定だったので注文、
取付前に必ず各部の増し締めをしておきます。

フロントショックには
ＡＢＳハーネスがクリップで取付されていますが
この部品が単品供給が無かったです。

でももうすぐ２０年経過の車、
こういった部品を外すと
どうしても割れてしまう事が多いです。

割れなかったとしても
クリップのツメが弱くなってるなんてのは
当たり前ですね。

トラブルが起きると
気付きにくいのと
重要な部分になるので
新品へ交換しておきます。

リアのスプリングシートや
バンプラバーも
このタイミングで新品交換しておきます。

スプリングシート取付部分は
どうしても砂が溜まっているので
しっかりと綺麗にしてから取り付けします。

２万ｋｍの車ですが
リアショックを縮めると、

もう２度と戻ってこないです。

もちろん手で引っぱれば戻ってきますが
こういった部分が乗り味に
直結してきます。

リアショックを外す時に
ライトアジャスターを外すので、

手でアジャスターを操作して
しっかりと作動しているか
ついでに確認しておきます。

壊れていても
気付いていない人も多いと思います。

オーナーさんが
アクア純正ホイールに交換したいという事で
持ってきてくれていました。

フロントは
ネガティブキャンバー側にすると
ホイールとの干渉が、
ポジティブ側にすると
ホイールのはみだしがって事で
スズキ純正のボルトに
交換して欲しいって事だったので
こちらへ交換しておきます。

いろんな組み合わせで
最終的にクリアランスと
ホイールのはみ出しが
ちょうどいいところを狙います。

リアもこのままだと
さすがにホイールとの距離が近すぎるので
加工して余裕を持たせます。

カットしたり、

加工した場合には
必ず周辺に鉄粉が飛び散ります。
こういった鉄粉が将来的に
錆びの原因になったりします。

エアブローするだけでなく
可能な限り
鉄粉が残らないように
処理しておきます。

あとは錆び止めを塗っておきますが
ここも見た目重視ではなく
錆び発生防止がメインなので
数回に分けて厚塗りしておきます。

十分なクリアランス確保ができた事を確認したら
しっかりと乾燥させて
ホイール取付、

ストロークした状態を作り出して
各部の干渉チェック。

兵庫県の方なので
車高調取り付け⇒一旦納車して
車高調をなじませる、
そこから最終の車高調整をして
アライメントって流れは
現実的じゃないです。

走行チェックも兼ねて
しばらく走行して
車高調をなじませてから
車高をチェック。

オーナーさんに電話と
写真を送って
どれくらいの車高がいいのか
チェックしてもらいます。

ＯＫが出たので
あとはアライメントに入っていきますが
走行チェック時に
異音が気になったので
そちらも原因追及していきます。