Ｋ様Ｌ２５０Ｓミラアヴィ、オイルパンドレンボルトからのオイル漏れ修理です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検でお預かりの
Ｋ様ミラアヴィですが
最初のご連絡で
オイルパンドレンから
オイル漏れがあると
お聞きしていました。

とりあえずどれくらいなのかを確認する為に
お預かりの日に周辺を洗って
綺麗にしてありました。

そこから２日ほど経過して
確認すると
やはり漏れているみたいです。

とりあえずなにが原因で
漏れが発生しているのか
確認していきます。

油圧がかかる部分じゃないので
当たり面がある程度でも
出ていれば漏れないはずです。

ドレンワッシャーの
当たり面が
明らかにおかしいですね。

写真じゃ分からないと思いますが
ドレンボルトのネジ山が
触ったら切れそうなくらい
尖っています。

過去にネジ山になにかあって
ダイス処理でもしたのか、
なにがあったのかは分からないですが
とにかく普通じゃないのは
分かります。

ドレンボルト・ワッシャー共に
純正新品へ交換しますが
このまま取付したところで
漏れる可能性があるので
オイルパン側も確認しておきます。

オイルパン側の写真を撮っていなかったですが
やはり過去になにか
やってしまっているみたいです。

ドレンワッシャーの当たり面に
バリが出ていました。

このバリをなにも気にせず
そのままボルトを締めるから
しっかりと当たり面が出ず
漏れてきちゃうようです。

念の為、タップでネジ山の確認もしておきますが
ネジ山はそれほど問題ないようです。

さらに念の為、
タップ処理後に切粉が残らないように
エンジンオイルを１リッターほど入れて
流しておきます。

問題のバリ部分は
バリを処理して
ペーパー掛けして面出し、
さらにペーパーの目を細かくしていき
最終的にオイルストーンで
きっちりとパッキンとの当たり面を
作っておきます。

まず間違いなく
これで漏れは発生しないでしょうけど
オイルを入れて
しばらく確認、
最終的に走行チェックをした後にも確認をして
漏れ・滲みともに問題が無い事を
確認するようにします。

あとはそのままオイルエレメントも交換、
エレメント下のオイル滲み部分が
エレメント交換時の洗浄ミスなのか、
実際に漏れているのか、
判断が出来ないので
ここもしっかりと綺麗にしておきます。

そんでもって
ミッションオイルの交換もしておきます。

納車直後なのに
ベルトはヒビ割れ。

完全現状での契約かもしれないので
仕方ないのかもですが
納車整備費用を支払っているのであれば
納車整備とはなんなのかって話ですね。

もちろん新品ベルトへ
交換しておきます。

まだまだゴールは見えてこず
いろいろやっておかない事がいっぱいあるので
ひとつひとつ進めていきます。