Ｋ様Ｌ２５０Ｓミラアヴィ、必要部品を交換したり錆びている部分を塗装したり。｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検でお預かりの
Ｋ様ミラアヴィですが
エアクリが汚れていたので
こちらは交換しておきます。

中古車で購入して
まだ３ヶ月経過しておらず
距離も全然乗っていないみたいなので
これくらいは納車整備で
交換してあげてもいいように思うんですが
契約の条件が分からないので
なんとも言えないですね。

ただ名変後の車検証を
紛失して再発行、
再発行した車検証を捨ててしまい
再発行前の車検証が見つかり
再発行前の車検証を
渡してくるようなお店なので
そんなもんなんでしょう。

そんな訳で陸運局には２度行く事となり
その手数料はオーナーさん負担となります。
こちらに不備は一切ないので。

その後のオーナーさんと
お店さんの話は分からないですが
もう行きたくないとの事でした。

エアクリボックスの
外気導入側は
そこまで汚れてはいなかったですが
細かいゴミがあったので、

綺麗に洗ってから
新しいエアクリを取付しておきます。

汚れていたエアコンフィルターも、

新品へ交換しておきます。

定番ですが
シフトロッドと
ミッション接続部のオイルシールから
オイルが滲んでいたので
ここも洗浄しておきます。

このオイルシールは
ミッションを降ろして
ミッションを分解しないといけないので
クラッチ交換の時じゃないと
工賃がもったいないですね。

下廻りを見ていた時に
なんとなく目に留まりました。
写真で分かるかな？

塗装が剥がれて
かなりの範囲で
錆びが発生しています。

おそらくですが
過去オーナーさんの時に
バッテリー液が
こぼれちゃったんじゃないかなと。

このままだと錆びが腐食になって
フレームがダメになってしまいます。

バッテリーや
バッテリーの台座などを外して
付近にアクセスできるようにします。

本来であれば
周辺をすべて撤去、
錆びをワイヤーブラシで落として
錆び転換剤を使用、
そこから塗装って流れですが
オーナーさんとも
ある程度の内容でってお話してあったので
出来る範囲にしておきます。

周辺をバラしたら
ワイヤーブラシが届く範囲で
錆びを落とし
アンダーコートで塗装しておきます。

白いボディですが
白は色の染まりが悪いです。

特に板金屋さんへ出しての
塗装じゃないので
とにかく少しでも塗膜を強くって事で
アンダーコートにしてあります。

バッテリーなどを組んじゃえば
見えなくなる部分なので
見た目よりも錆び防止を重視します。

他にも
エンジンメンバーや
ロアアームなど
数ヵ所に錆びがあったので
それぞれ塗装しておきます。

外装パネルの傷や
錆びはどうとでもなりますが
フレームは錆びや腐食を
避けるようにしたいです。

もちろん腐食したら
それはそれでどうとでも出来ますが
早期発見して
進行を止めるようにしておいた方がいいです。

シフトロッドのブッシュですが、

新品状態が
どれくらいか分からないですが、

それなりに動いちゃいますね。

こういった部分を
しっかりさせると
シフトフィールが良くなってきますね。

といっても
今回はこういった部分の
ブラッシュアップではなく
まずは車として
スタート地点に立つ事なので
ここはオーナーさんへ
お伝えするくらいにしておきます。

まだまだやる事は終わらず
次々に出てくるので
とにかくひとつひとつ解決していきます。