Ｙ様ＧＸＥ１０アルテッツァ、パワステオイルも綺麗になるまでひたすら交換です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

パワステポンプの交換と
タンクの流用交換が完了した
Ｙ様のアルテッツァですが
新しいパワステオイルを入れて
パワステラインのエア抜きをすると
こんなに綺麗だったオイルは、

すぐ真っ黒になっていきます。
３０万ｋｍ無交換だったっぽいので
仕方ないですね。

オーナーさんとは
まだ２年のお付き合いですが
この２年でいろいろな作業を
ご依頼頂いているので
どんな方かは分かってきています。

ハイ、頑張って綺麗になるまで
ひたすら頑張ります。

フロントを上げた状態で
ひたすらステアリングを２５回転、
エンジンを停止して
タンクからオイルの吸い取り。
真っ黒けでございます。

新しいオイルを注入、
またエンジンを始動して
オイルを回しますが
当然ながらオイル抜き作業をした手は
汚れています。

ステアリングを回す為の
手袋に交換して
ステアリングをひたすら２５回転させます。

それが終わったら
またオイル抜き用の手袋へ交換。
オイルを抜いてってのを
それはもう果てしないくらい続けます。

なにが辛いって
この作業を１０回繰り替えしても
まだこんな色のオイルが
抜けてくる訳です。

パワステオイルは４リッター缶を
購入しておいたので
限度は４リッター交換ですが
１回の作業で２００ｃｃ程度なので
それはもう大変なこっちゃです。

これが新品オイルの色ね。

新しいオイルを入れて
タンク内が一度綺麗になり喜んで
ステアリングを回して戻ってくると
また絶望する訳です。

これをね、
ずっと繰り返すの。

ふたりで作業したら
それはもう労力１／５くらいに感じるだろうけど
この日はひとりだったから
仕方ないんですね。

最終的に抜けてくる色が
こんな色になってきたら
残りのオイルも３００ｃｃくらいだったので
ここで力尽きました。

エアで吸い取るポンプを使ったところで
労力はそれほど変わらないです。

吸いあげるのが大変じゃなくて
手袋交換して
ステアリングを回すってのが
一番大変だからです。

最終的にこれくらいの色になりましたが
おそらく１，０００ｋｍくらい走行したら
また汚れてくるでしょうが
そればっかりは仕方ないですね。

他の車両でも
１０年もしくは１０万ｋｍとかで
パワステオイル交換してあげるのも
アリかもですね。

まだ他にもやる事があるので
そちらの作業を進めていきます。