Ｈ様Ｓ１５シルビア、オイル漏れ修理とエレメントの品番変更。｜車検・点検・修理のグーネットピット

エンジン始動不可と
オイル漏れ修理のご依頼を頂いた
Ｈ様のＳ１５シルビアですが
エンジン始動については
修理完了したので
お次はオイル漏れの修理をしていきます。

周辺を洗浄して
確認したところ
どうやらセンサー取付部からの
オイル漏れみたいです。

１／８ＰＴにしても
銅ワッシャーでのシールにしても
それほど漏れの発生が
出る訳じゃないはずなので
なにか原因があるはずです。

油圧センサーの
１／８ＰＴネジ部には
なにか塗られています。

液体パッキンであればいいんですが
ボンドみたいな
かなり硬い物が塗られています。

油温センサーアタッチメントの
Ｍ１２のネジ山にも塗られているみたいで、

銅ワッシャーにも
塗られているようです。

おそらくですが
このボンドに原因がありそうです。

これが液体パッキンであれば
漏れにつながるような事も
なかったかもですが
プラスチックみたいに固く
塗られ方が悪かった為に
漏れの原因になったのかなと。

オイルブロック側も
しっかりと面が出るように
取付面をやり直しておきます。

とにかく銅ワッシャーと
オイルブロック、
センサーアタッチメントが
綺麗な面で当たっていれば
漏れにつながる事はないはずです。

オイルエレメントは
１０ｍｍほど高さの低い物を
選んで取付します。

軽自動車用で
もっと高さを抑える事も出来ましたが
エレメント容量の事もありますし、
これまでの高さで
ヒットしてきていない事もあるので
この品番を選択です。

約１０ｍｍ変われば
かなり大きいと思います。

アンダーパネルを取付しても、

これまでのように
干渉する事も無くなりました。

あとはエンジンを始動して
しばらく放置。

オイルが漏れてこない事を確認します。
その間に気になった事を。

フォグランプの取付ボルトが
錆びて茶色のスジが
出来てしまっています。

こういったのって
車を綺麗に維持する上で大切です。
ちょっとした事ですが
これだけで車はボロく見えてしまいます。

全体が綺麗なほど
さらに目立つ事になります。

この錆びが気にならないくらい
全体がボロい車は
まぁ、気にならないですが。

フォグを外して
錆びの跡を消しておきます。

フォグを組み付けして
ボルトも新しくしておきます。

おまけ作業なんで
ボルトは有ったボルトを使いますが
本当であれば
黒いボルトにすれば
より目立たなくなりますね。

こっちが作業前。

こっちが作業後。

これだけでも車が
綺麗に見えるようになります。

ついでに反対側の錆びたボルトも、
交換しておきます。

最終、走行チェックもして
その後に漏れチェックもしましたが
特に問題無さそうです。

納車前に洗車をしていた時に
ワイパーがなんか動きました。

なんかいろいろ出てくる車ですね。

どうやらワイパーアームの固定ナットが
緩んできていたようです。
増し締めしておきます。

Ｈ様、今回も作業のご依頼
ありがとうございました。

まだちょいちょいと
気になる部分もありますが
ひとつひとつ手直ししていきましょう。