Ｓ様Ｚ３３、最終の全開域チェックとＯＢＤカプラーの固定をして納車です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

サーキット走行用に購入して頂いた
Ｓ様のＺ３３ですが
最終でエアコンがお亡くなりになったり
いろいろありましたが
無事にすべて完了しました。

通常走行域のチェックが完了していたので
最終の全開域もチェックしますが
こちらもまったく問題無しです。

ミッションの入りも快調そのもの、
２速へのフィーリングの悪さも
皆無になります。

パワー感も
３．５リッターなので
十分なパワー＆トルク感です。

練習用としては
もうちょいローパワーでも
いいくらいかなってところですね。

水温確認用に
レーダー探知機を
純正ナビ部分へインストール、
ＯＢＤカプラーは
運転の妨げの可能性をゼロにする為に
純正位置へは
接続しないようにしてあります。

そんな訳でこのブラケットは外して
オーナーさんへお渡ししてあります。

いつもこのＯＢＤカプラーを
どうしようか悩んでいます。

純正位置の上側へタイラップなどで
固定していますが
診断機接続時に
毎回外すのが手間だなって感じていました。

固定ブラケットを製作してみます。

ボルトナットでの固定ではなく
バーリングタップにしておきます。

クリップ付きのタイラップを使い、

簡単に脱着、
基本的にはここは外さずに
診断機を接続できるようにしておきます。

プレートを車両へ取付して、

固定しておきます。

これで診断機を接続する時でも
ノーマル時と同じように
レーダーのカプラーを外す、
診断機のカプラーをつなげる、
これで接続できるようなりました。

ただちょいと気に入らない部分もあるので
次に製作する時は
もうちょい改善したいですね。

まぁ、おまけ作業なんで
これで十分かと思います。

ミッション車が
かなり久しぶりみたいなので
納車時に２時間ほど
横乗りでいろいろと
お伝えする事を
しっかりとお伝えしておきます。

まずはとにかくシフトに力を入れない事、
ブリッピングや
ヒール＆トゥーは無視して
発進時、
変速時にギクシャクしない事、
何度もお伝えしていますが
力を入れない事、
これを練習してもらいます。

とにかく超基本部分を
やってもらう感じです。

基本じゃんって思われそうですが
１０年以上ＭＴ車に乗っている人でも
この基本が出来てる人って
かなり少ないように感じます。

この基本が出来ていると
ミッションの寿命や
クラッチの寿命にもつながってきます。

強化クラッチを使った時に
ディスクやプレッサープレートの
減りはもちろん、
反りの低減にもつながってきます。

Ｓ様、この度はお車のご注文
ありがとうございました。

まずはお休みの日に
ひたすら練習をして
ミッション車の運転に慣れて下さい。

慣れてきたら
まずは一度サーキットへ行って
楽しさを味わってもらえると
いいかなって思います。