Ｓ様Ｚ３３、持ち込みでドラレコの取付ですがオプション品の選び方も重要です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

納車整備中のＳ様Ｚ３３ですが
追加でドラレコの取付をご依頼頂きました。

ＫＥＮＷＯＯＤ製のドラレコに
直接配線のケーブルですね。

電源をシガーから取得したくないので
ありがたい選択です。

ただこの電源ケーブルも
実は注意が必要です。
といってもオーナーさんには
直接の影響は無いような有るような。

通常使用している
ドラレコの電源ケーブルは
単なる電源ケーブルなので
余計な配線はカットして
必要な配線分のみを使用しています。

理由としては
車内に余計な配線を
残したくないからです。

多く見かけるのは
余った配線を束にして
タイラップでどこかに縛ってあるパターン。

別にいいんですが
余計な配線であれば
撤去しちゃった方がスッキリします。

その程度の配線残っていても
いいじゃんって話もありますが
追加の電装品が増えていった時に
次々に束にしていったら
かなりの量になります。

重量増しとかの話じゃなくて
なんというか、
メカニックさんなら
分かってくれると思います。

そんな中、
日産メカニックさんの装着する
純正オプションハーネスの
素晴らしい処理の仕方。

コルゲートチューブなどの保護もないまま
カーペットとボディの間に
助手席足元を通され
さらにその固定はガムテープ。。。

いろんなところをガムテープで
配線をとめてあります。

純正オプション品の配線がコレです。
オーナーさんには当然見えなくなる部分ですし、
２０年これで
トラブルを起こさなかったっていうのも
事実なので
これはこれで正解なのかもですが
あまり見たくはない現実なのも
確かだと思います。

そんな事もあり
普段から電装品を取付する場合には
短縮できる配線は短縮、
配線は純正ハーネス
（ディーラー作業ではなくメーカー作業）の
配線に沿わせるように
注意しています。

今回の電源ケーブルも
余計な分を短縮しようと思っていましたが、

途中にコントロールボックスみたいのがいるので
あまり短縮できなくなります。

写真がボヤけていますが
この分は本来であれば短縮しますが
束ねておくしかないです。

束ねるのも
可能な限りガッツリ１ヵ所ではなく
分散するようにしますが
それでも余計な束は出来ちゃうのは
仕方ないですね。

短縮出来たのはこれくらいになりますね。

ドラレコの取付時には
選択肢が無い車種もありますが
取り付け場所に選択肢がある場合には
必ずオーナーさんと
いろいろご希望を聞きながら
取り付けするようにします。

こちらがおすすめするのは
出来る限り視界に入らない場所を
基本にしています。

それでいて可能な限り
死角が無く
ってのを基本にしています。

ただ人によっては
操作しやすい場所を好む人もいたり
見える場所が好みって人もいると思うので
そのあたりを聞きながら
決めていくって感じです。

これで一通りの整備が完了したので
あとはここから走行チェックに入っていき
通常走行域に問題が無ければ
漏れちぇくをして
全開域の確認をしていきます。