Ｓ様Ｚ３３、タイヤ交換と前後ブレーキパット交換とローター研磨の準備です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

納車整備中のＳ様Ｚ３３ですが
タイヤを４本新品に交換です。

サーキットでの使用が目的ですが
まだこれから走り方を覚えていく方。

いろんな考え方がありますが
個人的にはいきなりハイグリップは
おすすめしていないです。

アウトインアウトや
荷重移動がまったく分からない中で
ステアリング操作すれば
車が曲がってくれるっていう感覚になるのは
あまり良くないのかなと。

そんでもって少し慣れてくると
徐々に速度域が上がってきますが
滑り出しの感覚を掴むのも
大切な事です。

これがネオバなどのハイグリップだと
高い速度域でもなかなか滑り出さず
いきなり滑り出す事となります。

高速域でいきなり滑り出した時に
制御は出来ないと思うので
ハイグリップタイヤではなく
ちょいスポーティータイヤ程度で
スタートです。

ちなみにＤＺ１０２ですが
日本語表記じゃない
ＤＺ１０２が存在します。

これはもちろんダンロップから
直接、購入している正規品です。

ダンロップの担当さんにも聞いてみましたが
国内のダンロップは関与していないみたいで
分からないとの事でした。

一応、ダンロップの名前と
ＤＺ１０２の名前で売ってるんで
ダンロップそのものと
まったく無関係じゃないはずですが
謎ですね。

パッドの残量が少なかったので
新品に交換しますが
ローターの状態が、

ちょいと傷み気味だったので
今回は交換ではなく
研磨でいきます。

ローター研磨に出している間、
交換準備を進めていきます。

ハブはどうしても錆びてきちゃうので、

出来る限り綺麗にしておきます。

リアも当然のように錆びているので、

こちらも綺麗に錆びを落としておきます。

キャリパーとパッドが当たる部分は、

出来る限り綺麗にしておきます。

パッドの動きに関する部分なので
この辺りも重要です。

パッドとキャリパーの当たる部分に
グリス塗ったりしますが
その当たる部分にダストがたまったままでは
グリスを塗ってもあまり意味もないです。

前後共に
出来るだけ綺麗にしておきます。

ピストンも
古いグリスを落としたり
ダストを綺麗に除去して
パッド・ローター組み付けの
準備をひたすら進めていきます。

単に入替するだけでも
「ブレーキパッド交換」ですが
やるべき事をしっかりやって
パッド交換するのも
項目としてはまったく同じ
「ブレーキパッド交換」になります。

どっちがいいのかは
オーナーさんが選べばいいと思います。

プレートやロッドにも
当然ですがダストがこびり付いているので、

とにかく綺麗にして
組み付け準備をしておきます。

ロッドにも
ダストがこびりついているので、

しっかりと綺麗にしておきます。

パッドの残量はもちろん、

表面の状態も、

あまり良くないので
交換時期といった感じですね。

残量があったとしても
パッド表面の状態や
ローターの状態が悪いと
ブレーキを踏んだ時の
フィーリングに直結します。

特に今回はサーキット走行を
覚え始めていくところからスタートなので
こういったフィーリングも重要です。

あとは研磨に出している
ローターが戻ってきたら
組み付けをしていきます。