Ｓ様ＢＲＺアプライドＥ型、クーラント交換ですがちょいといろいろと。｜車検・点検・修理のグーネットピット

入庫時のチェックで
クーラントサブタンクが空っぽだった
Ｓ様のＢＲＺですが
いつクーラント交換したか
分からないって事だったので
このタイミングで交換しておきます。

クーラントを抜きつつ
外したサブタンクは
しっかりと綺麗に洗っておきます。

タンクの底には
汚れもそれほど
蓄積していなかったですが
洗い直しておきます。

クーラントを抜いていた時にも
気付いたんですが
エア抜き中にも
エア抜きタンクに
錆びが浮き上がってきます。

平成２８年式、
４２，０００ｋｍの
アプライドＥ型ＢＲＺです。

たぶんこれまで一度も
クーラント交換されていないと思いますが
スーパークーラントは
７年交換不要って言われてます。

平成２８年って事は
９年経過しています。
９年って事は
スーパークーラントの７年越えてんじゃんって
意見もあると思いますが
じゃぁ、この錆びは
ここ２年で発生してきたのかって話ですね。

もちろん正確な状況は分からないですが
スーパークーラントとはいえ
新車時の
７年交換ってのには
ちょいと疑問を感じています。
実際はどうなんでしょうね？

このあたりを見た時に
どう感じるのかは
人それぞれだと思いますが。

ただクーラントラインに
錆びが回っていたとしても
動くって事を目的とするなら
特に問題はないんですね。

なにを求めるのかってのに
よるのかもしれないです。

クーラント交換を店に依頼すれば
費用もかかる事になりますからね。

そんでもって
エア抜きしていても
エアが消えないです・・・。

１年半前のブレーキ交換した時の
請求書を見直したら
タンクに水が入っていないって事を
ちゃんと書いて
オーナーさんに伝えてありました。

入っていなかったので
もちろん補充していますが
その時から９，０００ｋｍ走っていますが
この間にタンクのクーラントは
無くなったって事です。

あとはそれほど考えなくても
その意味は分かってきますね。

先程も書きましたが
それでもオーナーさんは
特になにも感じず
普通に使えています。

これはオーナーさんが鈍感って事ではなく
クーラントが減っていったとしても
まず体感として感じる事は無いと思います。

動けばＯＫなのか、
調子良く長く動いて欲しいのか。

いつも言っていますが
「動く」と「調子よく動く」は
別次元の話になります。

いつ交換されたか分からない
ラジエターキャップも
このタイミングで
新品へ交換しておきます。

クーラント交換が完了したら
エアコンフィルターも
チェックしておきますが
汚れてきているので、

新品へ交換しておきます。

故障コードも確認しておきますが
なんかいろいろ出てきますね。

過去故障だけでなく
現在故障も。

日射センサーについては
太陽光が当たらない場所で
診断しているので
特に問題ないです。

過去になにがあったのか
分からないですが
すべて記録しておいて
故障コードは一度すべて
消去しておきます。

前オーナーさん時代に
ＤＩＹでいろいろ手が入っている車っぽいので
その時の作業した事が原因で
故障コードが
残っているだけかもしれないです。

あとは入庫時にお聞きしていた
フロント周りから聞こえてくる
異音の原因追及です。