Ｉ様ＢＰ５Ｐマツダ３、車検のご依頼を頂きました。｜車検・点検・修理のグーネットピット

１年半くらい前に
奥様のシエンタをご注文頂いたＩ様ですが
ご主人さんのマツダ３の
車検もご依頼頂きました。

新車で購入後、
１回目の車検はディーラーさんで
今回は弊社にお任せ頂きました。

少し前に前後ドラレコの取付も
ご依頼頂いています。
ありがとうございます。

令和２年式／距離４７，０００ｋｍ、
フルノーマルのマツダ３なので
初の点検とはいえ
比較的、気軽です。

古い車で
距離１０万ｋｍオーバー、
チューニングされている車、
この条件での初入庫の車は
かなり身構えて見ていく事が多いです。

現在入庫している車も
全体の点検が目的での入庫ではないですが
基本的に２項目でのお預かりですが
それはもういろいろと
闇が見えてきます・・・。

これはオーナーさんにとっても
どうでもいい事ですが
なんとなく気になるので。
センターキャップの位置がズレてます。

エアバルブをしたとして見た時を基準として
センターキャップを
合わせるようにしておきます。

少し前に
誘われて数年振りに
この車でサーキットへ行ったみたいです。

タイヤの状態がちょいと悪いですね。
即交換レベルじゃなかったので
オーナーさんにお伝えしておきます。

エアクリも即交換ってほど汚れては
いなかったですが
オーナーさんに確認したところ
交換しといてって事だったので
新品に交換しておきます。

エアコンフィルターは、

エアコンフィルターは、

新品に交換しておきます。

ボンネットロッドですが
多くの車が
ロッドとボディの間に
ブッシュをかましてありますが
この車は直接ボディにはめ込まれていますね。

このままだとボディ側のプラスチックが
徐々にですが
削れてしまう可能性があります。

削れて穴が広がると
場所的に修正がちょいと手間になります。

早めの段階で
少しでも削れるのを防ぐ為に
シリコンスプレーを使用しておきます。

ロッドを操作した時に
動きが固かったですが
現状はかなりスムーズになっています。

動きが固いって事は
ロッドとボディ側に
それだけ抵抗があり
プラスチック側に対しての
攻撃性って事でもあります。

ブッシュであれば交換すればＯＫですが
こういったパターンだと
ちょいと気を付けておきたい部分ですね。

ドアやボンネット、
トランクのヒンジもそうですね。

まだ２回目の車検ですが
ヒンジに錆びが出ています。
金属同士が擦れている証拠ですね。

ここはメンテルーブを使用して
金属同士の接触する部分に
油膜を形成しておきます。

まだ新しい車ですが
プラグもチェックしておきます。

当たり前と言えば当たり前ですが
特に問題は無さそうですね。

エンジンルームのチェック中に
ちょいと気になった事ですが、

ちょいと染み出してますね・・・。

ロアアームのボールジョイントブーツに
ヒビ割れも多くなっています。

年式・距離を考えると
ちょいと早いようにも思えますが
新しい年式の車は
オーナーの目に留まりやすい部分に
お金を掛けていて
目の届きにくい部分には
比較的コストダウンの影響が
見えやすいように感じます。

１０年乗れればって事を考えれば
エンジンマウントもブーツも
まぁ、問題ないと言えば
問題ないかもですね。

ブーツは１０年持たないっぽいですが
交換しても
費用はそれほど高くないので
それほど痛手ではないですが
ちょいと切ない部分でもありますね。

もうちょいいろいろ見ておきたい部分が
ありそうなので
そちらの作業を進めていきます。