ホンダ　バモス　HM1　ラジエーター交換　サーモスタット交換　冷却水エア抜き作業｜車検・点検・修理のグーネットピット

本日はホンダ　バモスで冷却水漏れ修理のご依頼をいただきます。

お客様からリザーブに水を入れても2日ぐらいでなくなるとのことで入庫。原因はラジエーターからの水漏れでした。

今回はラジエーター、ホース類関係、ファンモーター、サーモスタットの交換で整備を進めました。

今回の車両はリアエンジンでラジエーターがフロントにあります。こういた車種はラジエーターとエンジンをつなぐパイプが長くてエア抜きがしづらい。通常の車よりいろんな手順を踏まえながらエア抜きするため工賃も割高です。

しっかりとエア抜きができてないとオーバーヒートになります、そしてエンジンの位置関係で熱持ちやすいのでヘッドガスケットがダメになったり最悪ヘッドの歪みにつながります。

ホンダのバモス、アクティ系はラジエーターファンモータも故障しやすいため分解したついでに交換しました。

軽バンに関しては前部のスペースが狭いためホース類を外すのに一苦労です。

続いてサーモスタットです。この車両はターボ車でサーモスタットケースの下にターボのホース類が通っていてスペースが非常に狭いです。いろんなホースやパイプを外してやっとアクセスできます。

最後にエア抜きです。エア抜きのボルトがこの車両4つあります。年式によっては場所が違ってきますがこの車両は前後をつなぐパイプに3つ、エンジン上部に1つあります。アッパー、ロア、ヒーター、エンジンにて分かれてます。

そちらを緩めて冷却水を補充して、水が溢れ出したら締める。少しエンジンをかけてまた繰り返すの作業が必要になります。
そして車体を傾けてエアが上がって来るの待ちます。

ヒーターを全開にしてエンジンをかけ、しっかりと温風が出ていていれば、あとファンが2回ぐらい回るのを待つ。その工程の途中で各ホースの温度管理などによってエアの噛み具合がわかります。

しっかりエア抜きが終わったら試乗をして問題なければ完成です。

軽バンの修理など、通常ではない作業も修理書確認して、尚且つ経験や事例を確認しながら作業を進めますので是非何かありましたらご相談ください!

ご入庫をお待ちしております。

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