BMW435i　オイル漏れ修理　ヘッドカバーガスケット交換　　　　豊中市　池田市　箕面市　尼崎市　伊丹市｜車検・点検・修理のグーネットピット

ここ最近エアコンの風が焦げるような異臭がしたり、時々エンジンルームから煙が出たりすると言う事でお預かりする事になったBMW435iです。
症状を聞いてある程度原因の予想はついていますが、細部までしっかり点検していきます！

エンジンカバーとアンダーカバーを外して上下から探っていきます。
見えにくい場所は鏡を使って確認していきます。
やはり予想は的中しました！
漏れたオイルが熱々のエキマニに付着して燃えることにより煙や異臭を発生させていました。
漏れ箇所はシリンダヘッドカバーガスケットです。
国産車、輸入車問わずオイル漏れを起こしやすい部分です。
異臭や煙は運転していても不快ですし、火災に繋がる可能性も0ではないので早急にガスケット交換に取り掛かります！

直列6気筒でバルクヘッド側の5番6番はカバー類を外さないとアクセスできないので、順番に外していきます。

続いてイグニッションコイルやハーネス類、フューエルパイプなど邪魔になる物は外していきます。
ヘッドカバーの上に付いている部品が多く少し時間がかかります^_^;
ヘッドカバーを止めているたくさんのボルトも全て外すと...

ヘッドカバーが外れます。
オイル管理がしっかりされているので、比較的綺麗なエンジン内部です。
ガスケットの密着面を綺麗にします。

ガスケットを新品に付け替えます。
付いていたガスケットは硬化して弾力が無くなり、プラスチックのようになっていました(^^;
ガスケットがズレないように気を付けながらヘッドカバーをエンジンに戻し、規定トルクで締め付けます。

この機会にスパークプラグも交換する事になりました！
BMWとMINIはプラグのサイズが14mmの12角と、少し特殊な物が付いています。
イグニッションコイルやフューエルパイプなど、元通り組み付けていきます。
漏れたオイルで汚れた部分を綺麗に清掃し、エンジンを始動します！

アイドリングを続けて漏れが止まった事を確認できたので、試運転も行い再度確認します。
バッチリ漏れはなくなりました(^^)
エアコンを入れても異臭はせず、煙が上がることもありません。

この車両を含め多くの車種で、樹脂製のヘッドカバーが用いられています。
稀に樹脂が割れていたり歪が生じていたりすることがあるようで、その場合カバーAssyでの交換になるので、修理代も高額になります。
今回はガスケットの交換だけで改善したので良かったです(^^)
同じ様な症状でお悩みの方は一度ご相談ください。
ありがとうございました。

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