メルセデスベンツ　W222　S300h【トラブル修理】Adbuleカウントダウン　NOxセンサー鈍化・Adbule撤廃 愛知県名古屋市｜車検・点検・修理のグーネットピット

最近お問い合わせ件数上位の案件。
メルセデスのアドブルー＆NOxセンサー対策です。

この車両は、アドブルーを補充してくださいと警告が出たそうですが、満タンにしても警告消えず・・・・ディーラーに持っていくもetcetc･････

という訳で、弊社の作業実績を見てご相談を頂きました。

DTCはと言いますと・・・

アドブルー関連とNOx関連をビンゴで拾っています。

NOxセンサー関連は消去をすれば一旦は消えてくれますが、まあ基本は交換でしょうね。

しかしながら、交換しても再発事例は非常に多く、年に三度替えられた方もおられるNOxセンサー。

安価な部品ならまだしも、1回に付き30万円程掛るケースもあります。

環境対策部品なのに、財布には優しくありません（笑）

メーターにはカウントダウンが表示が！

ちなみにアドブルーは【満タン】です。

早速、安定化電源が繋がれ、ECUデータを作る前の下準備を行います。

下準備を行いましたら、ECUを取り外し。

この車種は、比較的簡単に脱着できる位置にありますね！

取り外したECUから、ノーマルデータを抜き出します。

弊社のPCにノーマルデータのバックアップも保存してありますので、メルセデスで多発しているECUの故障トラブルが起きた際も、高価な新品ECUを買わされるｗ事なく、中古ＥＣＵにデータを移植して、クローンを作成する事ができ、万が一のトラブルにも対応できるようになっています。

企業秘密最高レベルｗのデータを書込みしていきます！

よーく見ると、HAMAYA　Adblue　とか書いてあるオリジナルファイルがみえるかとｗ

書込みが終わりましたら、物理的に不要となったアドブルー関連の電源関係を取り外し。

アドブルーはもう必要ないので、電源保護の為にもコネクタを外すのが望ましいのですが、W222の場合、サブバッテリーがすぐ近くにあるので、弊社以外のメカニックが外れているコネクタを見かけたら、繋いでしまいそうです。

なので、今回はAdblueコンピュータを完全に外してしまいましょう。

最後にテストランを行い、チェックランプの再点灯やエンジン不調がないかを確認して完成です。

まれに一発で対策プログラムが決まらないことがありますが、今回も大丈夫でした！

これでこの先、NOxセンサーの度重なるトラブルも、アドブルータンクの交換も、アドブルーの補充とも無縁です。

ご用命、ありがとうございました。

【最後に・・・・必ずお読みください。】

毎回書かせて貰っておりますが、これを「修理」とは言えないと思っています。
ただ、NOxにしてもAdBlueにしても、部品はどちらもかなり高額である上、欠品している事も多く、直したくても直せないというトラブルに該当しています。
それをプログラムで少し「調整」してあげたり、部品が入荷するまで運用出来ないお車を一時的に”撤廃”作業を施して運用出来る様にするというものです。

エンジンチェックランプの点灯原因・内容が分かってはいるものの、NOxやAdBlueがチェックランプを点灯させ続けている状態では、他の全く別の重大なトラブルが発生したとしてもドライバーさんは気付く事が出来ません。

なので、過敏に反応する所を少し調整してあげてチェックランプが反応しない様にしてあげる事で、別に発症した”本当に重大なトラブル”にドライバーさんが早く気付く事が出来る様、本来の意味としての「エンジンチェックランプ」点灯お知らせ機能を取り戻す作業です。

同作業をご希望される方は、その辺りをご理解下さい。

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