HVシステム起動できない!　補機バッテリー点検｜車検・点検・修理のグーネットピット

3まるプリウスです。初度登録年月平成22年11月点検整備時の総走行距離120,800ｋｍ
突然！ハイブリッドシステムが起動できない !
補機バッテリーが上がった際のハイブリッドシステムの起動方法は、エンジンルームの中にヒューズボックスがあり、そのカバーを外すと、ブースターケーブルを繋ぐ救援用端子があります。そこにプラスの端子を繋いでマイナス端子はエンジンの金属部分に繋ぎます。それでハイブリッドシステムを起動できます。その後、当社で点検を受けてください。

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　ラゲージルーム（トランク）に配置されている補機バッテリーの点検です。
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プリウスには、駆動用バッテリーと補機バッテリーが⇧搭載されています。

駆動用バッテリーは、走行するためのバッテリーで、走行と12Vの電圧で使用する電装品、ナビやパワーウインドウ等を動かすのが補機バッテリーです。

この粉？カスは？ちょっと調べてみた !
バッテリー内で発生した液漏れで、鉛が酸化した硫酸鉛錆←これはこのまま「りゅうさんなまりさび」と読むそうで、その結晶のようです。バッテリーの端子に使われている鉛と反応して白色だった粉が時間の経過とともに変色したものです。
これは、バッテリーの性能が低下している可能性があり、寿命が短くなる原因となるそうです。

バッテリー点検結果です。
硫酸鉛錆のせいなのか測定ができず、少し時間をおいて再度測定しました。健全性は46%、新品時の性能の半分程度に劣化している状態です。
CCA値は24~147（新品では341CCAバッテリーサイズが34B20R、PITWORK）です。CCAは、コールド・クランキング・アンペアと言ってバッテリーの始動性能を表す値の一つです。電流値が大きいものほど始動性がよいことになります。ただ、電解液温度-18℃で放電し、30秒後端子電圧が7.2V以上になるように定められた放電電流を指すので正確にとなると難しさがあります。

バッテリー交換を承りました。

ターミナルの錆、粉を落として取り付けます。
硫酸鉛錆が発生する原因は寿命以外にも、接続端子の緩みやバッテリー液をアッパーレベルを超えて補充したなども原因となるそうです。

バッテリー取り付け作業

プリウスの補機バッテリー交換作業完了です。

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