GT-R？少し珍しいお車のご入庫です ER31 スカイライン カーボンスポイラー修理 通常ならばカーボンパーツの修理はお断りされます ドリーではカーボンパーツの修理が可能かも？貝塚市 岸和田市 泉佐野市 南大阪｜車検・点検・修理のグーネットピット

おっ、GT-R？って思いますよね。
実はこれER34 4ドアのスカイラインなんです。
GT-R仕様かと思いきや、RB26DETTエンジンを換装し足廻りも34GT-Rから移植した4ドアのGT-Rなのです。

そんな過激な車が入庫した理由は、こちらのカーボンスポイラーの損傷修理のご依頼です。
二枚重ねのカーボンスポイラーの下側は交換いたしますが、上側のスポイラーはどうにか修理できないかと言うご相談をいただきました。
皆さま、やはり破損したカーボンパーツの修理作業を引き受けてくれる修理工場をお探しの様ですが中々見つからないのが現状のようです。

上部スポイラーですが衝撃で上下に分離しております。
まずはエポキシボンドで元の状態に貼り合わせます。
形が整いましたら、その内部に硬化剤を調合したエポキシ樹脂を少しづつ流し込んで強固に接合します。

次は表面の修復に取りかかります。
まずは剥がれかけているエポキシ樹脂を慎重に剥がしてしまいます。
そしてこれ以上剥がれない様に浸透性の高い溶液を注入していきます。
その後、エポキシ樹脂を少しずつ充填します。
この作業、少しずつしか出来ないのでお預かりの日数が増えてしまう事をご了承いただいてからの作業となります。

充填しては研磨する、それを繰り返して平滑になりましたら下地作業が終了です。次は耐水ペーパーで下地処理をおこないます。この時、少しずつ粒子の細かい耐水ペーパーに変化させて表面の大きな傷を取り除いていきます。
そしつ最後はクリアー塗装を施します。

クリアー塗装を終え、艶のあるカーボンスポイラーの修理が完了いたしました。
この様に、カーボンパーツを損傷してしまって修復を諦めている方や再度同じカーボンパーツのご購入を考えている方は一度ご相談してみてはいかがでしょうか？
損傷の度合いによっては修復が不可能の場合もございますがご来店いただければ判断させていただきます。
お車をお預かりする場合は無料にて台車をご用意させていただきますのでご安心ください。
この度は作業のご依頼いただきありがとうございました。
またのご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。