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走行中のメーター内にチェックランプが多数点灯！ハンドルは重くなりナビの画面は点滅・・・。
これだけ聞くとすごくぞっとしませんか？

たまたまチェックランプがいくつか点灯してハンドルが重たくなった時点でお電話を頂きました。

恐らくバッテリーに必要な電気を供給しているダイナモが壊れたと仮定し、そのまま走行しているとエンジンが停止して身動きが取れなくなりますのですぐに安全な場所に停車して下さい。

とお伝えをさせていただきました。
幸いにもエンジンが停車する前にコンビニに入ることができたようです。

現場は東大阪市、自動車保険にてレンタカーの特約が付いておりましたのですぐにレンタカーを手配し積載車に積み込んで出発。

レンタカーの特約がついていないお客様につきましては無料代車をご準備させていただきますのでお気軽にお申し出ください。

現場で故障車を積み込み、工場へ持ち帰ります。

点検をしたところやはり電力が供給できていないようで相談の結果まだこの車を乗っていくとのことでリビルト部品を手配させて頂きました。

注文後、翌日には部品が入りましたので早速作業を進めていきます。
この作業はエンジンルームと下からの作業が半分づつぐらいなので少し時間のかかる作業になります。

エンジンフードを外し、バッテリーのマイナスターミナルを外しておきます。

アンダーカバーを外すと補機類が顔を出します。
スペース的には広いので作業効率は良いかと思います。

ファンベルトを外し、ベルトを張っているオートテンショナーのプーリーとダイナモを固定している上下のボルトも緩めておきます。

ダイナモを外すためにはA\Cコンプレッサーをずらす必要がありますがガスを抜く必要はありません。
詳細は後ほど・・・

ダイナモの横にあるハーネスを動かしたいのでクランプやその先にあるコネクター・ダイナモのB端子も外していきます。

そしてコンプレッサーをずらせばダイナモが外れる・・・と言う所まで来ましたが、コンプレッサーを固定しているボルト3本とナット1つを外してもフレームが邪魔してコンプレッサーが外れない！

なので↑の写真の中央にあるスタッドボルトを外します。
このボルトを外すことでコンプレッサーがすんなりと前に移動します。

前にずらすとダイナモの後ろにL字のステーが出てきます。
このステーでダイナモをエンジン側に固定していますのでボルト・ナットを緩めるとゴロンとダイナモが転がります。

スペースは狭いですが知恵の輪でダイナモを救出してあげて下さい。

お疲れ様です！無事に救出できましたね！！
ここまでくれば折り返し！新しく組みつけるダイナモに部品を付け替えて逆の手順で作業を進めていきます。

組み付けが終わればエンジンを始動し、しっかりと発電をしていることを確認してから試乗へ！

問題がなければエンジンルームをスチーム洗浄して室内清掃・洗車を行いご納車させて頂きます。

この度は遠いところからご依頼をいただき誠にありがとうございました。
急なトラブル等に関しましては出来る限り素早い対応を心がけておりますのでお困り事がありましたらお気軽にご相談ください。

故障や事故・パンク・バッテリー上がり等どんなご依頼にも精一杯ご対応させていただきます

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