TRH200 エンジン　異音　キュルキュル　オートテンショナー交換　テンショナー　プーリー　 貝塚市　岸和田市｜車検・点検・修理のグーネットピット

『エンジンをかけるとキュルキュルと変な音が鳴る』とのご依頼で入庫のトヨタ　ハイエース

初めはファンベルトの劣化かな？と思いましたが通常のベルト鳴きとは明らかに違う音でしたので、点検したところファンベルトを自動的に調整しているオートテンショナからの異音だと判明。

お客様にご説明をし新品にて交換する運びとなりました。

走行距離は112,000キロ

よく壊れるダイナモのプーリーの真下にテンショナがありますのでファンベルトを外し、どちらが原因なのかしっかりと確かめてからの部品注文です。

早速作業に取り掛かります。

今回の作業は運転席のシート下からになりますので
運転席のシートを取り外し鉄板のカバーも撤去します。

今回の目的となるオートテンショナはダイナモのネジと共締めの為、少し厄介な位置にはついていますが全て上から作業をすることができます。
スペース的には余裕がありますので腕を突っ込めばなんとかなります。

カバーを撤去するとダイナモがむき出しになりますのでファンベルト取り外し、ダイナモを止めているボルト3本を緩めて行きます。

この時Ｂ端子を取り外しますのでバッテリーのマイナス端子は外してから作業をお勧めします。

ダイナモが外れるとオートテンショナが出てきますので、オートテンショナを取り外して新品を組みつけていきます。

この次にダイナモを組みつけていきますが、取り外すときはバールで優しくこじながら外しますが、取り付けの時に下側の取り付け部が入りにくくいつも苦労します。

私はヤスリで取り付け部とダイナモの側のバリをとり、少しCRCを塗布して前後に揺すりながら入れていきます。

何度も取り外しをされているダイナモであれば取り付け部分が曲がっている場合がありますので折らないように少し広げるか、ベルトサンダーで少し削るとすんなり入る場合もあります。

無事にダイナモ取り付け完了しましたらファンベルトを組み付け、エンジンスタート！！

異音が止まっていることを確認して作業完了となります。
交換前と比べ動きもスムーズで本来の役割を果たしてくれています。

どうしても走行距離が増えてきてしまうとこのような経年劣化による不具合が出てきますので、異変を感じたらすぐに点検に出すことをお勧めいたします。

今回のお客様につきましては、当店のご利用は初めてでしたが初めてのお客様でも気軽にご来店いただけるようなお店の雰囲気作りを心がけております。

事故の修理から車検及び整備、その他お車に関することなら何でもお気軽にご相談ください。

専門のスタッフがそれぞれの分野に分かれてご対応させていただきます。

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どんなスタッフさんが普段どんな作業をしているのか覗いてみてください。

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