H15ニッサンクリッパートラック　車検（タイロッドエンドブーツ交換）｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは、今回のお車はH15 ニッサン　クリッパーです。
車検でご入庫頂きました。

ダイアグノーシス点検をしました。
故障コードはありませんでした。
ダイアグノーシスとは、電子制御されたエンジンにおいて、各種センサーが正常に作動するかをチェックするための自己診断機能のことです。

●タイロッドエンドブーツ●交換
ハンドルの操作力をタイヤに伝える間接部品（タイロッドエンド）を潤滑し保護している部品です。関節部分は摩擦を抑える為にグリスが塗布されており、異物やゴミが入るのを防いだりグリスの漏れ防止のためタイロッドエンドブーツが取り付けられています。経年劣化などで損傷すると異物が入りボールジョイントを傷めハンドル操作に異常をきたします。
ひび割れがありました。

交換

交換後

●ブレーキメンテナンスキット●　
鳴き低減用グリス（鳴きを低減し、潤滑性能と防錆効果によりブレーキ部品を保護します）及びラバーグリス（スライドピン・ピストンの摺動部の防錆、潤滑効果を高めます）とブレーキクリーニング用専用ワイパーのセットです。

●ブレーキオイル●交換
ブレーキオイルはブレーキペダルを踏んだ力をブレーキに伝える重要な役割をしています。ブレーキオイルの難点は吸水性が高く使用していると少しずつ水分が混入されてブレーキシステム内部に錆を発生させてしまいます。その他にも混入した水分でペーパーロック現象を引き起こしたりと、ブレーキが効かなくなります。2年または20000㎞ごとの交換をお勧めしています。

●信号用具●交換
有効期限が切れていたため交換致しました。信号用具は車検に必要な保安部品となります。

●規定トルク●
ボルト、ナットを締める際、ネジ部を回転方向に回して締め付けていきますが、その際に必要な力のことを締め付けトルクと言います。締付けトルクはボルトの種類や締め付ける場所、目的によってそれぞれ適正値が規定されています。

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