H21　トヨタ　クラウン　リヤブレーキ引きずり（リヤキャリパースライドピンが固着）｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは！
今回のお車はH21　トヨタ　クラウンです。
リヤブレーキ引きずりでご入庫いただきました。

ブレーキテスターをしました。

ブレーキテスターでは大丈夫でしたが、
リヤキャリパースライドピンが固着していました。

固着状態です。

キャリパーシリンダー、キャリパーピストン、シールキットを交換しました。

リヤディスクローターの厚みが限界値16.5ｍｍのところ、16mmしかありませんでした。
また左側は表面に傷がありました。

リヤディスクローターを交換しました。

●ディスクローター●　ブレーキパッドで挟み込み制動力を確保する部品です。そのため摩耗すると異音が出たりジャダー（ブレーキを踏んだ時にゴトゴトする感じ）が発生する原因となります。

ブレーキメンテナンスキットでブレーキパッド清掃してグリス塗布しました。

●ブレーキメンテナンスキット●　鳴き低減用グリス（鳴きを低減し、潤滑性能と防錆効果によりブレーキ部品を保護します）及びラバーグリス（スライドピン・ピストンの摺動部の防錆、潤滑効果を高めます）とブレーキクリーニング用専用ワイパーのセットです。

ブレーキオイルを交換しました。
●ブレーキオイル●　ブレーキオイルはブレーキペダルを踏んだ力をブレーキに伝える重要な役割をしています。ブレーキオイルの難点は吸水性が高く使用していると少しずつ水分が混入されてブレーキシステム内部に錆を発生させてしまいます。その他にも混入した水分でペーパーロック現象を引き起こしたりと、ブレーキが効かなくなります。2年または20000㎞ごとの交換をお勧めしています。

作業後にブレーキテスターを行いました。

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